「白いか」って「活イカ」のことですか?
おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。いよいよ梅雨があげましたね!梅雨明け宣言をした佐津の浜。3連休最終日でしたのですごい人出でした!
7月20日「海の日」の佐津海水浴場
午前中はくもり空でしたが午後からは快晴になりました!
今日もまたイカのお話をしますね。お客様からよく聞かれる質問です。
「白いか」って何?
「白いか」って「活イカ」のことですか?逆の質問もあります。「活イカ」って「白いか」のことですか?
そもそも「白いか」ってなんでしょう?正式名称としての「シロイカ」は存在しません。一般的には市場で使われている俗称です。築地市場のWEBサイトに興味深い話があります。
市場で「赤いか」・「白いか」と呼ばれているイカは、どちらもヤリイカ科のケンサキイカLoligo edulisである。築地市場では山陰や九州北部で漁獲される胴のやや短いイカを「白いか」、伊豆諸島などで漁獲されるやや細長いイカを「赤いか」と呼んでいる。しかしこれらは、生化学的な検査から同種と判断されており、ケンサキイカの産卵時期・分布による変異(個体差)と考えられている。
香住は山陰地方ですので「白いか」とは「ケンサキイカ」のことです。
ちなみに香住(山陰)で「赤いか」とは「ソデイカ」のことを指します。
「活イカ」=ケンサキイカ?!
活イカは一般的に「白いか」(ケンサキイカ)が使われていますが、注意していただきたいのは2点。
(1)「活イカ」=「白いか(ケンサキイカ)」なのは地域や季節が限定されます!
「活イカ」とは生きたままのイカをさばくことです。真夏の香住ではほぼ100%「活イカ」=「白いか(ケンサキイカ)」です。しかし、生きたイカをさばいてお刺身で食べるのは異なる種のイカでも可能です。例えば函館では年中活イカが食べられますが、季節によってヤリイカだったりスルメイカだったりしています。香住でも5,6月はまだケンサキイカが獲れないことがあり、その場合はスルメイカ(真いか)だったりすることがあります。
(2)冷凍されている「白いか(ケンサキイカ)」も存在します!
「活イカ」の定義は生きているイカをさばくことです。白いか(ケンサキイカ)も全てが生きたまま水揚げされるわけではありません。とれて陸揚げされて直ぐに冷凍されるものもありますし、いわゆる「朝獲れ」と言われている生け簀で泳がせたままでないものも存在します。つまり、「活イカ」とは状態を指すものであり、イカの種類を指すものではないのです。当館の場合、「活イカ」は「白いか」ですか?という質問に対しては「今日のイカはそうです」というお返事になります^^
結論:
「白いか」は「活イカ」ではありません。
「活イカ」とは種の名称ではなく、状態のことです。
夏の香住では「活イカ」は「白いか」であることがほとんどです。
ということでご理解ください。
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TODAY’S PHOTO
裁かれる直前の「活イカ」
この活イカは「白いか(ケンサキイカ)」です!
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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