今井雅之さんの故郷豊岡市で開催された追悼上映会で豊岡劇場に行ってきました

おはようございます！民宿美味し宿かどやのGakuです。先日21日（日）に開催された俳優今井雅之さんの追悼上映会に行ってきました。

開催場所は豊岡にある老舗映画館「豊岡劇場」。今井雅之さんのご両親やお兄さんなどご親族や学生時代の同級生、懇意の映画監督や俳優、女優さんも集まっての１３時半から２０時までの６時間半にも及ぶ会となりました。

追悼上映会が「豊岡劇場」だった理由

今回、上映会が開催された豊岡劇場は今井雅之さんにとって俳優になることを決めた場所だったそうです。以下、今回の追悼会＆トークショーの資料より。

この度は当劇場にて故・今井雅之氏の追悼上映イベントに、ご来場いただき誠に感謝しております。俳優・今井雅之さんは、少年時代からお父様とよく豊劇に来られ、この劇場のスクリーンでダスティ・ホフマン主演の「パピオン」を鑑賞し、自らスクリーンの向こう側に立ちたいと思い、俳優を目指されたとお聞きしております。（以下、略）

私もこの豊岡劇場には小学生から高校生の頃によく来ていました。

上映会時、私のFacebookでの投稿

ハッシュタグで書いていること。

#?満員御礼こんなに人の入った豊劇は小学生の時に来た頑張れタブチくん以来なのはここだけの話?

これ、本当の話です。（笑）

ちなみに私が小学生の時に観た「がんばれタブチくん」、いつの上映だったかな？と確認したところ、１９７９年の作品でした。私は１２歳、小学６年生の頃ですね。小学５年生の時にプロ野球「阪急ブレーブスvs南海ホークス」を観に行って、野球に夢中になっていた頃です（笑）。

ちなみにダスティ・ホフマン主演の「パピオン」は１９７４年公開です。私より６つ年上の今井雅之さんですので、中学生の頃に見に行かれたということになりますね。ダスティ・ホフマンといえば、私は豊岡劇場で高校生の時にトッツィーを観ました。１９８２年公開の映画ですので、私は高１か高２の頃に観ていたようです。

私と今井雅之さんのつながりといえば、苗字が同じなのと、学生時代に豊岡劇場によく足を運んだことぐらいでしょうか（笑）今回の豊岡劇場は戦前は酒蔵だったそうで、築９０年も経っているそうです。

なかなか年季が入っているでしょf＾＾；

豊岡劇場の歴史はなかなか劇的なものがあります。以下、Wikipedia「豊岡劇場」より

豊岡市街地を南北に貫く中央公園の北端近くに位置し、2スクリーンを有する但馬地方で唯一の映画館。1927年（昭和2年）頃に芝居小屋として開業し、1931年（昭和6年）に有限会社豊岡劇場を設立した。1947年（昭和22年）からは劇場や映画上映、また社交ダンス場として運営し、1951年（昭和26年）より正式に映画館として営業を開始した。豊劇1（220席）、豊劇2（90席）の2スクリーンを備えており、売店では菓子類および酒類の販売を行っていた。
建物は昭和初期に建てられた近代建築で、1925年（大正14年）5月に発生した北但大震災を教訓とした鉄筋コンクリート造の看板建築となっている。「豊岡劇場」と書かれたファサードのデザインに特徴があるほか、レリーフやメダリオン（徽章）の装飾などレトロな雰囲気を残しており、2007年（平成19年）には「レトロを訪ねる映画館編」として週刊誌にも掲載された。
80年以上に渡り豊岡市内を代表する映画館として親しまれたが、県内及び近郊のシネマコンプレックスに押され赤字が続いたことや、映画上映のデジタル化が進んだことも追い打ちとなり2012年（平成24年）3月31日をもって閉館。昭和初期から続いた劇場の歴史に一度ピリオドを打った。

2014年（平成26年）7月、復活に向け有志により「豊劇新生プロジェクト」が立ち上げられ、また豊岡市日高町の不動産業「有限会社石橋設計」に経営が譲られた。資金はクラウドファンディングにより募られ、110人から約271万円が集められた。出資者の8割は地元の人であった。またデジタル映写機2台も、国の補助金を利用し約1200万円で導入した。
2014年（平成26年）12月27日、2年ぶりに復活。上映室は引き続き2室であるが、席数を計14席減らし、大ホール186席と小ホール50席に変更。大ホールはライブ演奏などが行えるステージを新しく設けた。小ホールは集会場にも出来るよう可動式のイスにした。ロビーにはカフェバーも設置した。

昨年末に再開したのですが、席数を減らしたことでゆったりと座れる居心地の良い映画館となりました。

足の伸ばせる映画館です