おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。
カニのフルコースを食べた後。シメはやっぱり「雑炊」ですよね♪カニのエキスをたっぷり吸ったお米は至極の一品、お腹いっぱいの時でも別腹で食べられてしまいます。(^Q^)
私は子供の頃から「雑炊(ぞうすい)」と呼んでいるのですが、お客様によっては「おじや」お願いします!と言われることも。今日は「雑炊」と「おじや」の違いについてお話させていただきます。
面白いことにWikipediaに掲載されていました!
おじやと雑炊は同じ意味で用いられる例が多いが、地域や家庭によっては、別種のものとして認識されることもある。ただし、その区別は広く共通のものとはいい難い。以下はその例。
- 調理にあたり、米飯をいったん水で洗い、表面の粘りをとってから用いることで、さらっと仕上げたものが雑炊。そうでないのがおじや。
- 汁とともに温めるだけ、または水分が飛ぶほどには煮込まず、米飯の粒の形を残すものが雑炊。煮込んで水分を飛ばし、米飯の粒の形をさほど残さないのがおじや。
- 味噌や醤油で味付けをしたものがおじやと呼び、雑炊は塩味または煮汁が白いものと認識している地域がある。その一方で塩味に限らず醤油味のものも雑炊と呼ぶ地域もある。
私の認識はまさにこちらに書かれている通り。前もってご飯を水洗いするか否かがその違いと認識しています。が、同じ近畿圏でも京都の丹後半島では「おじや」というそうです。とは言っても「ご飯の水洗いの有無」という意味ではなく、単なるシメのご飯のことを指しているお客様が圧倒的に多いようです。なので、あえて「水洗いなしでよろしいですか?」といったようなことは聞きません。当館のシメのご飯は全て水洗いしています。
ちなみに事前にお米を洗うのと洗わないのとでどのように異なるか?表現すると事前にご飯を水で洗った雑炊はサラサラ系、「米スープ」のイメージです。感覚的にはお粥にも近いです。お米を洗わずにご飯を入れた場合はねっちょり系、水分の多い炊き込みご飯のようなイメージです。どちらが好きかは好みの分かれるところですが、別腹でもスッと食べられるのが雑炊。おじやはお腹にどっしりくるので「まだまだ食べたい!お腹いっぱいになってない!」という方はおじやがお勧めです。当館の場合、カニ料理にボリュームがあるので、最後のシメはサラッといって頂きたいという思いがあって「雑炊」にしています。サラッと感を出したいのでお米の量は少なめにしています。決してお米の量をケチっているわけではありません。(笑)雑炊でもご飯多めご希望の場合はその旨お伝え下さい。あるいはどっしり系の「おじや」がご希望の場合は「ご飯は洗わないで」とお申し付け下さい。
*******************************************************
TODAY’S PHOTO『カニのしゃぶしゃぶ♪』
カニ鍋の最初はしゃぶしゃぶで
*******************************************************
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接電話できます。