おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日より香住ガニ漁がスタート。かご漁になりますので順調に行けば5日頃に初競りがあるものと思います。今週末は海況が安定していますように。
さて、今週で終了となる活イカ。夏の香住の名物料理です。
そんな名物料理が今年は2回(2日)入手できない事がありました。
一昨年は毎日活イカがあり、入手できない日はありませんでした。3年前は台風が日本海を横断した際、3日間丸々ない時がありました。去年は1度(1日)だけ活イカを入手できない日がありました。台風が日本海に来てしまったら、活イカが獲れない場合がある。私はそんな認識でいました。でも、去年は初めて台風が来たわけでもないのに、活イカが獲れませんでした。今年2回入手できなかった時も同様に台風の被害は受けず・・・
が、去年の1日と、今年の2日、活イカが獲れなかった日に共通の事がありました。それは大雨が降ったということ。そう、今年の夏、日本中を悩ませた集中豪雨です。実は、活イカが釣れなかった、というわけではなかったそうです。
漁師さん曰く、活イカは獲れていたそうです。しかしそれを水揚げし、陸で生け簀に入れてしばらくすると死んでしまいます。理由は大雨による海の表層の真水が原因です。イカは塩分濃度が高い方を好みます。雨が降ると海水の塩分濃度が下がった表層へはこないのですが、イカ漁によって真水の表層を介して釣られたイカは弱ってしまうのです。
つまり、大雨時に釣ったイカは、長生きしないということ。
今後の対策としては、大雨時にイカを釣った時はその場で氷で活け〆をすることにします。厳密には活イカではありませんが、朝獲れイカで夜にお召し上がり頂いてもゲソの吸盤がくっつくレベルの鮮度は保っています。
このレベルのものであれば、活イカと同等、あるいはそれ以上の甘みが増します。警報レベルの大雨が降った時は、活イカが朝獲れイカとなる可能性もある旨、ご承知下さい。
それにしても、今回はオコゼフィーバーもあったことから、ほとんどのお客様に
「活イカよりもオコゼは大丈夫なの?おこぜを食べられたらいいよ」
と言って頂き、本当にありがたかったです。
養殖ではなく天然物の食材をご用意させていただくためのリスクとなりますが、その時ある食材で精一杯のことをさせていただきます。今回、イカと大雨の関係を学ぶことができたのをしっかりと教訓にしていきます。過去に8月に秋のような大雨が降る、ということがなかったので、こういった心配をせずにすんでいました。今後は夏でも大雨注意の心配を立てていきたいと思います。今シーズンはありがとうございました。来シーズンもよろしくお願いします。
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TODAY’S PHOTO 『活イカ&オコゼプラン』
たくさんの皆さまにお召し上がり頂きました
ありがとうございました!!
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おこぜ漁、今週もわずかばかりですがされていました!
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