おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
楽天トラベルマイスターの受賞が今回3回め。
楽天トラベルアワードは2回、受賞させていただきました。
正直、当館のような小さな民宿の場合、旅行会社に特別なコネがあるわけではありません。
「集客」は自己責任で行わなければなりません。
わずか1万4千人の人口の香住に150軒近い宿泊施設。
これだけの数があるということは、それだけのお客様がいらっしゃる地域、ということでもあります。
それぞれが小さな宿で、自前で集客できる仕組みは持っていないと思います。
「集客努力」のいらない時代
なんでこんなに民宿がたくさんあるのでしょう?
理由はいたってシンプル。それで事業が成り立つ地域だからです。
実際、過去において何かキラーコンテンツが一つあればお客様が来てくださる時代が続いていました。
キラーコンテンツとは「海水浴、スキー、温泉、かにすき」などのこと。
これがあれば、お客様は来てくださる、という地域のウリです。
海水浴やスキー場で栄えた地域。
長くは続かず、宿泊施設が全盛時の半分以下にまで落ち込んでいる、という声をよく耳にします。
キラーコンテンツがあれば、旅行会社がたくさんのお客様を紹介してくださいます。
そう、宿泊施設にとってちょっと前まで集客は宿がするものではなく、旅行会社がしてくれるもの、というイメージでした。
雑誌からお客様が直接予約する、というのもまだ30年ぐらい前から始まったことです。
インターネット集客においてはじゃらんnetができたのが2000年。楽天トラベルが2002年です。
まだ、15年も経っていません。
集客の勉強をしてこなかった業界
インターネット集客が始まった当初は、ネット予約サイトに登録をして部屋提供をしているか否か。
このことが全てでした。登録さえしておけば、あとはお客様を待つだけ。
予約サイトは必要最小限の写真と施設概要しか掲載されていません。
(それでも雑誌などに4分の1、2分の1広告を掲載するよりは豊富な情報を載せられました)
自分の宿を選んでもらうには露天風呂があるとかカラオケルームがあるとか設備で特別性をだすこと。
そんな思い込みが強くありました。自社の売りを「設備」でしか表現できなかったのです。
元々旅行会社依存が強く、集客の勉強やマーケティングの勉強をしてこなかった人の多い業界。
景気が落ち込むと打つ手がありませんでした。
楽天トラベル、カンファレンス、カレッジとの出会い
そんな中、同業者の知人に「楽天トラベルは集客の仕方を教えてくれる」という話を聞きました。
年に2回、夏と冬に大阪でフォーラムがあり、そこで勉強会がある。
あと、それを補強する形で、楽天カレッジという勉強会が定期的に開催されている、と。
今回の楽天トラベルEXPOも単に表彰式に出席してきたのではなく、勉強会でネット集客の最新のノウハウを学んできました。
その後、自主的にエクスペリエンス・マーケティングなどを学びに行ったのも、「勉強をする」ことの重要性に気づいたためです。
「勉強すること」は売るためではない!!
楽天トラベルの勉強会に積極的に出席し、エクスペリエンス・マーケティングを学んだりして真剣に勉強しだして5年ほどになりました。
(まだ、5年ほどしか経っていません^^;)
集客やマーケティングの勉強をやっていた最初の頃は「売上を上げるため」にしなければならないこと、と思っていました。
今は少し違います。
売るための勉強をしても売れるようにはならない。
今の時代、説得や押し売りでモノが売れる時代じゃなくなってきました。
結局は「お客様に喜んでいただけるモノ、コトをどれだけ提供できるか」これにつきます。
大切なのはお客様の思い出づくりのお手伝いどれだけできるか?
(昨日も言いましたね、これ^^;)
自分がこだわり、売りたいものを紹介するのではなく、お客様がうれしいコト、欲しいモノを提供する。
そのためにはそれをわかりやすく伝える力を身につけなければなりません。
素敵な体験、美味しい食材。
私の伝え方が悪くて心から楽しんでもらえなかった、喜んでもらえなかった。
そうならないために学びます。
小さな民宿だって、お客様にちゃんとお伝えできるようになれる。
それで喜んでもらえる。
そうなれるよう、これからもしっかりと勉強していきます。
ワクワクしてもらえるようなプランやおもてなしをこれからも色々と考えてきますね!
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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