湯村温泉と城崎温泉の違い~但馬の観光の未来

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おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

昨日一昨日と湯村温泉のお店を紹介させて頂きました。

湯村温泉のおばぁかふぇに行ってきた!!~香住かどやから45分

湯村温泉但馬牛ステーキレストラン楓の最低価格ランチは1200円~

今日は湯村温泉自体についてと、そこから感じた城崎温泉との違い。
更にはその2大温泉にはさまれた香住、香美町の立ち位置について考えてみたいと思います。

湯村温泉
湯村温泉について

湯村温泉で最もインパクトがあるのはその源泉温度。
なんと、98度という日本屈指の高熱温泉です。

泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉で無色透明、ほぼ中性。

湯村温泉がどんな温泉地なのか。
大学の先輩でもあり、湯村温泉の有名旅館である朝野家の社長さんにお聞きしました。

朝野家社長と
朝野家さんにて、朝野先輩と

湯村温泉の自慢は98度の高熱温泉と毎分470リットルも湧出している豊富な湯量。
この温泉の利用の仕方が面白いです。

98度ものお湯、となると加水してるのでは?と思われるかもしれません。
朝野家さんではこの高温温泉水を施設内で循環させ、暖房システムとされているそうです。
で、湯温が適温となるぐらいでお風呂のお湯として利用されます。
これってエコで合理的ですね!!

今、湯村温泉ではバイナリ発電の計画が進んでいます。

温泉発電が兵庫県で始まる、70度以上の温泉水を入浴前に利用

温泉によるバイナリ発電とは、簡単に行ってしまうと高温泉水の熱エネルギーを利用して沸点の低い媒体を蒸発させ、タービン発電機を作動させることで発電をする仕組み。

もっと簡単に言えば、高温水で電気を発生させる仕組みのことです。

温泉で電気を作る。温泉で暖房システムを作る。
こういった発想ができるのはいかに温泉と生活が近い関係にあるか、ということを感じさせてくれます。

例えば、浴衣の似合うまち城崎温泉に対して、卵や野菜を茹でる姿が湯村温泉の風景としてのイメージとなっています。

卵販売
お土産屋さんでも卵が普通に売られています

これも、田舎の日常、温泉を活用した日常です。

浴衣の似合うまちで旅先の異空間を演出している城崎温泉。
温泉まちとしての日常生活を見せている普段着の湯村温泉。

それぞれに独自性があり、異なった良さがあります。

さて、せっかくなのでそんな2大温泉にはさまれた香美町(香住)についても少し考えてみました。

城崎温泉は城崎オンパクに見られるような体験型プランの充実。
湯村温泉はエコ志向に更に全エリアWi-fi化計画もされているようです。

対する香美町(香住)は、、、、

ブームに乗っかって7つのゆるキャラに4つものマラソン大会を開始。
今更観光拠点としての神戸営業所の設置。

目の前のことだけで未来への投資ができていないようです。
なんとか近隣観光地の未来志向の流れに追いつけるように。
体験型プランの充実やまちあるきガイドシステムの構築など私にもできることからガンバリマス!!

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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