おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
但馬牛の里小代に続き、地元香美町香住の今子浦海岸のジオガイドのフォローアップ講習も行いました。
梅雨入りしていましたがこの日は曇り^^
雨にあわずに開催することができました♪
この日はちょうど潮が引いていたので、千畳敷も歩きました。
夏場は潮が高くなるため、普通の靴で行くのは今がチャンスです。
夏はビーチサンダルが必須です。
千畳敷は凝灰岩という柔らかくて加工しやすい岩石で出来ています。
そのため、先人たちが手を加えたところを見ることができます。
わかりやすいところだとこちら
↓↓↓
人工的に作られた(掘られた?)生け簀
明治時代ぐらいに作られた生け簀だとか。
今、このような加工をすると国立公園内ですから大問題ですね^^;
通常、このようなところに穴が開いていたら、ポットホールだと考えられます。
※ポットホールとは?
—–
河底や海底において、くぼみの中に入った石や礫が、渦流によって回転し、丸みを帯びた円形の穴を作ること
—–
できる過程はこちらがわかりやすいです。
しかし、この穴はあまりにも整列した同じ間隔で空いています。
これはどうやら人工的にあけられたものです。
この穴が何だったのか?
おそらく柱が建てられていたもの。
洗濯物を干したり、漁網を干したりするための物干し台だったと考えられているようです。
その他にも船を係留するためのめぐりも。
今子浦と言えば、北前船の歴史も語れるところです。
さて、、、
今回、かえる島に関して大発見が。
一つの岩が一体で削られて出来上がっているように感じますよね。
でも、近づいて角度を変えてみてみると・・・
削られた岩が、落ちて今の形を作り上げていることがわかります。
ちなみに、千畳敷の白い岩石と異なり、かえる島は黒い岩石。安山岩です。
まだきちんと調査されていないようですが、かえる島の下は安山岩のままか、凝灰岩の上に乗っているのか。
千畳敷(=凝灰岩)の真ん中に黒い安山岩が。
おそらく崩れ落ちた岩がこちらに落ちたものと思われます。
こういった状況を重ね合わせて、かえる島がいつ、どのようにして出来上がったかを考えていくことができます。
この答えは????
正解はもっと調べてみないと分かりません。(笑)
ただ景色を見ているだけでなく、ジオガイドがいるとこういった気づかない発見も紹介できます。
もっともっとガイド力をブラッシュアップしていきます^^
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