おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日のブログでもチラッとお話しましたが、一昨日の夜、藤原次郎さんの「出石スケッチ」の上映会に行ってきました。
私たち夫婦は藤原次郎さんの映像の大ファン。
「竹野スケッチ」上映会にもお邪魔しましたし、受賞記念祝賀会にも参加させていただきました。
現在、豊岡市では藤原次郎さんに依頼して、旧市町毎のふるさと映像を制作されています。
既に、但東町、城崎町、竹野町が完成。
今回はそばで有名な出石町です。
(現在「日高スケッチ」も撮影中だそうです)
上映前、夕暮れ時の出石のまちを散策しました。
もう桜はほとんど散っていましたが、しばらくすると八重桜が咲き始めるとか。
今度、もう少し明るい時間に撮りに着たいと思います^^;
そう言えば、途中見かけた出石中学校もこの色でした。
この辺でとれる赤土をイメージしたものでしょうか・・。
さて、上映会の方は・・・
城下町、としての風情とランドマークとしての辰鼓楼。
出石のまちはテーマがはっきりとしていて、とても良くまとまった映像でした。
後日、YOU TUBEにもUPされるそうですので、ご期待ください。
元々、藤原次郎さんが国際的な賞を受賞され、有名になられたきっかけは香美町にある木の殿堂の映像からです。
知ってましたか?香美町にある「木の殿堂」は安藤忠雄氏の設計なんです!
[youtube]http://youtu.be/-NSQ3VB_atQ[/youtube]
受賞作品 木の殿堂・ダイジェスト版
香美町の風景も、もっともっととってもらいたいです!!
今回、最初のあいさつで豊岡市役所の方が、藤原次郎さんに各地域を映像としておさめてもらう理由をお話されました。
理由は2つ。
・地域に住んでいる人たちに故郷への愛着、誇りを持ってもらうため
・IターンUターン者も含めた将来の地域定住者を増やすため
これ、素晴らしい試みだと思いました。
自分に置き換えてみるとよくわかります。
私は先日お話した通り、14歳までは旧城崎町で暮らしていました。
私にとっての子供の頃の情景は香住よりも城崎のほうが強いです。
そんな私がもしも「城崎スケッチ」を見たら・・・
[youtube]http://youtu.be/nbFZyMroJb8[/youtube]
おそらく、観光の方が見られたら
「なんだ、カニ食べているシーンがないよ」
「温泉に入ってるシーンがないよね?」
となります。
でも、私にとっては後半のだんじり祭りのシーンは子供の頃の思い出がシンクロ!!
小学生の頃、毎年このお祭りに参加していました。
私自身、大学時代とサラリーマン時代、13年間都会に出ていました。
当時仕事終わりにふと、パソコンに電源を入れてYOU TUBEでこの動画を見てしまったら・・・
きっと、「地元に帰ろう」と思っちゃいます。
「今度の長期連休は」かもしれないし、Uターンを考えちゃうかもしれません。
Iターンを考える都会の若者も出てくるかもしれません。
※Iターンとは都会に住む若者が田舎に移り住むこと。Uターンとは都会に出ていた田舎の若者が戻ってきて再び住むこと。
今、地方では若者の定住、Uターンに官民挙げて対策を講じながらも苦慮しています。
この動画を見せるだけで大きな効果があると私は感じます。
動画の伝える力、何より藤原次郎さんの「ふるさとの風景を描写する力」がスゴイんだと思います。
更に更に、これを考えた豊岡市。スゴイです!!
藤原次郎さんは竹田城で有名な朝来市のご出身。
但馬には縁のある方で、よくいらっしゃってます。
(先日も道の駅まほろばでばったり^^;)
繰り返しになりますが、藤原次郎さんに香美町もお願いしてくれないかなあ・・・
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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