おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
「カニ、おいしかったよ~」
と言われた時に何度かお客様に言った言葉があります。
ピンクのタグのついた柴山がに
「香住の宿ならば、どこに泊まっても
カニのおいしさでハズレな宿は少ないですよ」
と。
150軒以上もある香住の民宿。
その共通点は
「宿が小規模である」
ということです。
ほとんどが10室以下。
20室以上の宿は数軒しかありません。
私自身、実感しているのは
お客様が召し上がられる間際の時間に
さばいた方が蟹は美味しい、ということ。
カニの鮮度って
獲ってきてから食べるまでの時間?
さばいてから食べるまでの時間?
実は後者の方がおいしさに与える影響が大きい
というのが私の持論です。
例えば私の場合、
どんなにお客様の人数が多くても
調理場に入るのはPM3時以降です。
それよりも早くカニをさばくことはありません。
小さな宿だから
お客様の人数が少ないだけ。
だから遅くからカニをさばける。
その通りなんですけどね^^;
逆を言えば、小さな宿ほど
ギリギリにさばくことが可能なんです。
あ、大きな宿でもカニをさばく調理人が
複数いらっしゃって遅くから短時間で
一気にさばいてらっしゃるかもしれませんが、、、
ひとつ言えることは
香住の宿は小さいところが多い。
だからギリギリびさばいている宿が多い。
これは事実なんじゃないかな~
って思っているんです。
やっぱりカニは香住だね。
そう言われている理由って
意外とこの宿の規模の小ささが
メリットになっているのでは?
なんて最近思ったりしています。
主観で言っちゃいますが、
設備や備品面では劣りますが
やっぱおいしいカニは『民宿』がいいと思います^^