松葉がにフルコースを食べに行くということ
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
最近関西以外の方、特に静岡県よりも東にお住まいのお客様が増えてきていることを実感しています。ひょっとして、能登地震の影響で「カニ=北陸」のイメージだったのが「カニ=山陰」をチェックされる方も増えてきているのかな、とも思ったりしましたが、元々
冬になったら日本海にカニを食べに行く
というカニ食文化の発祥の地であり、世に広めたのは山陰地方、特に兵庫県北部地方であるという自負があります。かに道楽、くいだおれの創業者が当地の出身者であったことも大きな理由であると思います。
詳しくは以下を是非お読み下さい。
さて、そんな中で思い出したことがあります。コロナ禍、私がお昼の情報番組「ひるおび」に「カニ高騰」の問題で出演させていただいたことがありました。
全国ネットですが、基本関東の番組ですので、関西ほどカニ食文化は浸透していません。そんな中で、カニのフルコースを紹介した際、
カニ料理しかでないの!!?
と、MCやスタジオコメンテーターの方にビックリされたのが印象的でした。
上記のお料理は当館のいい旅プランとなります。ちょうど3年前の番組でしたが、今も変わらぬ定番プランとなります。
1種類の食材を調理方法だけを変えてたくさん提供する。カニのフルコースと呼ばれるプランは、いわゆる「尽くし」「三昧」プランということになります。
これが、関西の方以外の方から見ると、ものすごく個性的なものに見えるわけです。考えてみると、回転寿司に行って「サーモン」「サーモンの炙り」「サーモンのちゃんちゃん焼き」といった感じで同じネタばかり食べているようなものですね。
別の食材に置き換えてみるとカニのフルコースがかなり個性的であることは理解できます。
実際、昔電話予約が主流だった時代、お客様からのお問い合わせで
お魚はいらないので、カニばかり食べられるプランはありますか?
という問い合わせが入ることがありました。カニのフルコースはそういったものですので、私は電話を受けながら「何をそんな当たり前のことを。どこの宿もこの辺はそのプランなのに」と不思議に感じたのですが、今思うとひと昔前は、「カニばかり食べられるプラン」が特別なものである、カニのフルコースを提供する宿を探す時代だったのだということが理解できます。
冬になったらカニを食べに日本海に行こう
カニのフルコースはそれを象徴するカニ食文化を体現したプランなのだと思います。近年は逆に
カニ以外の料理もいろいろついたプランはありませんか?
との問い合わせを受けることもあります。
香住という地、特に民宿というスタイルで営業していることを考えると「カニフルコース」を提供することが使命であるように思います。
ですので、「カニ三昧したい人にお越しいただく地域、宿ばかりです」というのが答えになるかと思います。
カニツーリズム発祥の地「香住」にお越しいただく方の期待に沿うプランがカニのフルコースである。そんな風に定義したいと思います。今シーズンもカニのフルコースをよろしくお願いします。
******************************************************
LINEからのお問い合わせはこちら
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
兵庫県美方郡香美町香住区訓谷319番地
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接発信可能です
メールでのお問い合わせフォームはこちら
#香住 #カニツーリズム #カニ食文化 #松葉ガニ #かにフルコース