おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
香住がにと松葉がにの違いについて。
混乱されているお客様もあるみたいなので
一度きちんと説明しておきたいと思います。
当館が春と秋にお出しさせていただいている香住かに。
香住かにとは?
正式名称はベニズワイガニ。水揚げされた時点から赤いため
そう呼ばれています。これに対して水揚げした時点では茶褐色なのが
ズワイガニ、山陰で松葉ガニと呼ばれているものです。
香住漁港のタグ付香住ガニ
対して香住には
選別日本一を誇る柴山港で水揚げされる松葉ガニ(柴山ガニ)があります。
「柴山ガニ」とは水揚げされた港名をつけたブランドネームです。
この港の名前でブランドネームをつけるのは一般的になっています。
間人ガニ、津居山ガニ、浜坂ガニなどがそうですね。
これらも全て松葉ガニなのです。
しかし、香住ガニだけが異なり、
ベニズワイガニという別種のカニに港名、ブランドネームを
つけているのでちょっとややこしくしてしまっています。
更にはもっとややこしいことが。
香住漁港でも松葉ガニ漁はあるのです。
つまり、同じ日に香住ガニ(ベニガニ)と松葉ガニの
どちらもが水揚げされている日もあります。
漁獲報告「香住港」には松葉ガニの底曳船とベニガニ船どちらも掲載されています
そんな香住港水揚げの松葉ガニがこちら↓↓↓
香住漁港の松葉は緑色のタグが定番
中にはこんなタグも
柴山港の選別が当たり前になっている
目の肥えた仲買人さんが競り落としてきますので
松葉ガニとしては柴山ガニと変わらない
品質のものをお届け出来ます。
ちなみに柴山ガニのタグはピンク色♪
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや