おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
今日はちょっとまじめなお話を。
本日、私の主宰しているNPOを中心に第9回海そうじプロジェクトを開催します。
陸のゴミ拾いだけでなく、水底も拾います!!
2004年10月20日。
9年前の今日、起こりました。
当時の被害状況(豊岡市HPより)
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台風23号は高波、大雨、土砂崩れ、洪水など、広い範囲に多大な被害を及ぼし、全国における人的被害は死者95人、行方不明者3人、負傷者552人。住家被害は全壊893棟、半壊7764棟、一部破損1万841棟であった。
現豊岡市での建物被害は、全壊333棟、大規模半壊1,082棟、半壊2,651棟、一部損壊292棟、床上浸水545棟、床下浸水3,326棟におよび、兵庫県下における被害の約半数を占めた。
これにより、10月21日に災害救助法、10月31日に被災者生活再建支援法、12月1日に激甚災害の指定を受けることとなった。(災害救助法指定は旧竹野町を除く。)
また、人的被害は死者7人で、6人は洪水、1人は土砂災害によるものであった。洪水による死者のうち1人は破堤により流出した家屋とともに流されたことによるもので、4人は車両で走行中に洪水に巻き込まれ脱出不能もしくは脱出後に流され死亡したもの、1人は水没した家屋内で発見されたものである。負傷者は計51人で、負傷の原因は転倒や飛んできたものに当たるなどのほか、水害後の清掃作業中に負傷したもの等であった。
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毎年、海への感謝とこの災害を忘れないよう10月の第3日曜日に実施していますが
今年は偶然にも同じ日となりました。
この日、私は名古屋に車で出張中。
香住もハンパない雨、名古屋もすごかったです。
途中深夜に帰ろうとしたら
「豊岡が水没して通れないかもしれない、
今日は泊まって帰ってきた方が良い」
と言われて、そうしました。
翌日も豊岡を回避して帰宅しました。
日本は台風の多く通過するところ、なおかつ火山の多い島国です。
今まさに、伊豆大島では死者行方不明者が50名近くもいらっしゃる大きな災害に見舞われています。
ジオパーク活動に接してから気づいたことがあります。
高校の授業から地学教育が必須でなくなり
防災面でも学ばなければならないことがされないままになっています。
皆さんも日本に住む限りは
大地の成り立ち、活動についてもっと学び、防災に役立てましょう!!
最後に・・・
今日、一番お伝えしたかったことは、下記の記事を1人でも多くの方に
お読みいただきたいということです。
今回、マスコミの報道がひどいんです。
特に民放テレビ局(ワイドショー系)の報道。
まだ行方不明者が全て見つかっていない今の時点から
責任の所在論中心の内容です。
地域の人たちの生の声をぜひお読みいただき、
日本に住む限り天災は他人ごとではないということを
しっかりと理解しましょう!!
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「今回の災害は人災ではありません。どうか、町長はじめとする立場ある人たちを責めないでほしい。報道を見るたび、心を傷めていました。子どもの頃から、大島は火山島だから水はすべて海へ流れ出ると教えられ三原山が崩れるなんて想像もしませんでした。それに、大島の中心にあるのだから、どこから崩れるかなんて誰にもわかるはずがないんです。島で生きる人の思いも知らずに、テレビで堂々と責任を問う人たちに言いたい。これ以上、島の人たちを傷つけないでと」
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全文は以下よりお読みください。
離島経済新聞2013年10月18日
「台風26号。伊豆大島から届いた島人のメッセージ」
伊豆大島は20代の頃、ダイビングでよく訪れた島です。
頑張ろう、伊豆大島!!
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや