お客様からご指摘頂いた民宿かどやの長所と短所
おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです!!
当館ではお客様の声シートが客室に置いてあることから、小さな宿にも関わらず、2千件以上のお客様のお声をいただいております。
お褒めな言葉もあれば、要望や改善点のご指摘もあり。たくさんいただいているからこそ、当館も客観的に認識できます。
例えば、設備面に関しては「客室が狭い」と言われても、「分かりました!広くします!」とはできません。
事前にどんな要望、不満が出ているか、知っておいていただいてお越しいただくのが一番かな、と思い、今日のブログではあえてその点について長所、短所に分けてまとめておきたいと思います。
民宿かどやの長所
まずはお褒めの言葉から。
料理が美味しい、ボリュームがある
当館は基本「民宿料理」をベースとしています。素材そのままを提供させていただくこと重視で、鮮度とボリュームを重視しています。
時々、「量より質で」とご要望いただくこともありますが、基本的には「質の良い素材のお料理をたくさんお召し上がりいただく」が民宿料理であると思っています。
例えばカニ3ばいを2はいとした量少なめプランもありますが、こちらでもまだ量が多いと言われることがあります。そう言っていただくことが「民宿」らしさなんじゃないかなと思っています。
部屋が清潔
設備やアメニティが充実している、というわけではありません。リニューアルはしていますが築年数も古い宿です(トイレは全てウォシュレットにしていますが)。
でも、毎日清掃していますので、「清潔さ」という面ではご安心していただけると思います。特別ではないけど、シンプルで何かホッとするお部屋。田舎ならではの、のんびり感とリラックスできる場を提供させていただければと思っています。
スタッフの笑顔と対応が良い
自分たちでいうのは少々おこがましいのですが、Webの口コミやお客さまの声シートで数多く寄せていただいている感想です。
「今、この場で何を提供したら喜んでいただけるか」
このことに関心の回るスタッフが当館には多いと自画自賛しています(笑)。これからも、お客さまの笑顔とスタッフの笑顔がシンクロするような宿でありたいと思います。
民宿かどやの短所
お風呂のシャワー圧が弱い
これ、お恥ずかしいお話しなのですが、お風呂をリニューアルした際、露天風呂を作りました。その後、貸切露天風呂を作ったり、海水浴用のシャワールームを作ったり。
当時は気づかなかったのですが、追加していくごとに全体の圧力は弱まっていくわけで。シャワー圧が弱くなったということに気づいた際、15万円ほどかけて増圧装置を追加したのですが、それで今の状況です。設備屋さん曰く、
現在のボイラー室の広さではこれ以上の増圧はできない。
とのことです。つまり、お金で解決できる問題ではないようで。設備に詳しい方で、もしも増圧する方法があれば、教えて下さい。現状はしたくてもできない、指摘を受けても改善できない悩みの種です。
ただ、昨今の”シャワー圧は強くあるべき”というのに当館が従うべきなのかという点においては、疑問もあります。設備を完璧にしたいところではありますが、完璧にできないところがあるのも一つの負の個性かな、と思っています。この点に関しては、現状改善できなくて申し訳ありません。
貸切風呂(家族風呂)が露天風呂のみである
赤ちゃん連れ、身体に不自由なところがあるため、貸切風呂を使いたい。
といった要望をいただくことがあります。ただ、当館の貸切風呂、特にバリアフリーの構造になっていない陶器風呂で、しかも露天風呂で屋外にあるため、冬は無茶苦茶寒いです。
つまり、露天を楽しむためのものであって、バリアフリーの方に対応したものではありません。用途が限定されている貸切風呂であるという点をご了承いただきたく思います。
また、男女浴場には手すりをつけています。
バリアフリー対応として設置しましたが、「湯船が深い」というご指摘も年配の方からいただくことがあります。湯船の容量の変更に伴う工事は簡単ではないため、こちらもなかなか工事には至っておりません。引き続き検討課題ではありますが、今すぐに対応できる問題ではない点、ご了承下さい。
2階に上がる階段が急
最後に、古い民宿ならではの1階が宴会場(または食堂)、2階が客室といった構造からくる問題点です。少々急な階段で繋がっています。
これでも、2009年のリニューアル時に1段足して少し緩やかにしたのですけどね。手すりも後からつけました。お客様、スタッフともに段々と高齢化していき、こういった細かい部分の問題点がより理解できるようになってきています。
こればかりはどうしようもないのですが、ご注意いただきたいのは大型キャスターバッグ(スーツケース)の持ち込みです。
以前、この件に関してだけでブログを書かせていただいております。
畳の客室である和式宿泊施設とキャスターバッグは相性悪いです。更に20kg以上のバッグになりますと、2階の客室まで持って上がれない場合があります。
それを想定した構造の宿ではないからです。この点も短所としてあげさせていただきます。
以上、代表的な長所と短所を上げさせていただきました。完璧でありたいとは思いますが、完璧であることは難しいと思っています。良い点だけでなく、悪い点もあルコと、具体的にそれが何かをお越しいただく前、あるいは予約する前に知っておいていただけたら幸いです。
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