活け香住ガニって少ししか水揚げされないの?
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
昨日ご紹介しましたBS朝日さん放送の
魚が食べたい! ~地魚さがして3000港~
兵庫県香住漁港…絶品“香住ガニ”のフルコース!
の回ですが、12月13日21時54分までTVerで見逃し配信にて視聴可能です。
ぜひ、ご覧下さい。
その中で、生きた香住ガニ、いわゆる活の香住ガニが1回の水揚げのうち、十数枚しかなかった、というお話がありました。
確かに水揚げに対する比率としては少ないですが、今回の番組は10月に撮影された、まだ海水温が高い時期だったため、というのがあります。水温は気温の2ヶ月遅れです。香住ガニ(紅ズワイガニ)の生息する1000m付近の水温は年中1,2度で一定ですが、水面の海水温に関しては9,10月ですとまだ20度以上あります。逆に4,5月は10度台前半。
一瞬ではありますが、20度以上の水面の海水をくぐって水揚げされる秋の香住ガニと、10度前半の水面の海水をくぐって水揚げされる春の香住ガニとでは、春の方が生きたまま水揚げされる確率が高くなりますし、鮮度保持も論理的には良い状態であるということになります。
つまり、傾向として春の方が生きた香住ガニは秋よりも多く水揚げされるということ。別に活けでなくとも、春の香住ガニの方がより鮮度の高いものを入手しやすいということです。
勿論、秋は秋で解禁直後のカニを賞味できる良さ、というのもありますし、松葉がに漁終了直後ということでカニの声を聴かなくなる時期となる傾向があるだけですので、秋がダメ、春が良い、というほどのものではありません。
ただ、生きた香住ガニ、鮮度の良い香住ガニを食べたい場合は春の方がおすすめかな、と個人的には思っています。4,5月、美味しい香住ガニを食べにお越し下さいね。
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