かどやのカニ鍋は原則かにちりですが、かにすきに変更可能です

かどやのカニ鍋は原則かにちりですが、かにすきに変更可能です

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

かにすき、かにちりの違いについて
当館は原則かにちりですが、かにすきに変更も可能です
蟹しゃぶはどちらで？

かにすき、かにちりの違いについて

カニ鍋において、かにすきとかにちりの違いとは何かご存知ですか？

そもそも「すき」と「ちり」の違いって何でしょうか。

これ、語源を調べてみると面白いです。

「すき」というのは、鉄板や浅鍋で濃い味付けで煮ながら食べる料理のことを言います。有名なのは「すき焼き」。もともと農機具の鋤（すき）を鉄板代わりに、鶏肉や豆腐などを焼いたり煮たりして食べていたことから呼ばれるようになったと言われています。本来は肉料理に使われることが一般的ですが、「かにすき」という言葉が浸透しているぐらいですから、お肉以外の食材でも使われます。

カニ鍋を食べる

それに対し、「ちり」とは主にお魚類を薄いお出汁で炊き、ポン酢や酢醤油などで食べる料理のことを言います。鍋で煮込んだ際に身がちりちりと縮むことから「ちり」と呼ばれるようになったと言われています。

当館は原則かにちりですが、かにすきに変更も可能です

当館では、標準でご用意させていただくのが「かにちり」になります。薬味と自家製ポン酢をご用意しております。時折、

かにすきに変更できますか？

というお問い合わせをいただくことができます。出汁を濃くしてポン酢なしで食べることになりますので、出汁を濃くすれば良いだけ。従いまして、対応は可能です。但し、事前にかにすき用のお出汁を用意しておきたいので、予約時、あるいは遅くともチェックイン時に夕食の時間を打ち合わせさせていただく際にお知らせ下さい。お席に座っていただいてからですと、すぐに対応できない場合もございますので。

また、当館のポン酢は甘くない自家製ポン酢になります。市販の甘めのポン酢も別途用意可能ですので、こちらも必要な方は合わせてご要望下さい。

当館では自家製ポン酢をご用意しています

蟹しゃぶはどちらで？

あと、しゃぶしゃぶはどちらでも可能ですが、個人的には「かにちり」でご用意させていただくのが良いのではないかと思っています。

カニのしゃぶしゃぶ

カニ鍋ようにご用意させていただいたカニは、脚の部分は当日蟹しゃぶでお召し上がりいただくことができます。しゃぶしゃぶのやり方は毎回必ずご説明いたしますので、特に事前にご要望いただかなくても大丈夫です。

最初は何もつけずにそのまま、カニの味を堪能。その後ポン酢を少しだけつけてみて味変を楽しむ。ポン酢があった方が楽しみ方が広がりますので、しゃぶしゃぶメインでお召し上がりの方も、お出汁は「かにちり」でご用意させていただいております。

薄い出汁を濃い味付け出汁に変更することは可能ですが、濃い味付け出汁を薄くはできません。かにちりの出汁をカニすき用にはできても、逆はできません。そのため、当館ではまずは「かにちり」でご用意させていただいております。ポン酢を使わず薄味で食べていただくこともできます。以上、当館のカニ鍋用の出汁は、香住ガニ時も松葉ガニ時も「かにちり」でご用意させていただいている旨、ご承知下さい。

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