観光地のゴミ問題、マナー違反について思うこと
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
今日は少し問題定義的なお話を書かせていただきます。このゴールデンウイーク、行楽地ではたくさんの観光客で賑わったお話が出てきている反面、こんな残念なニュースもYahoo!ニュースの上位に上がっていました。
行楽地のゴミ問題です。ご当地佐津において、ゴールデンウイークの海水浴場がそんなに賑わうことはありませんが、夏休みに向けて他人事ではないお話です。
ゴミ問題は年々事態が深刻になってきてる
近年、ゴミ問題が長く続く理由に、その処理費用が海水浴場の運営費を上回る勢いで増えているからというのがあります。佐津海水浴場も、夏の海水浴場開設中は毎朝ゴミの回収を業者さんにお願いし、行っています。この費用が年々観光組合の費用ではまかなえなくなってきています。これは当地だけの問題ではないでしょう。
組合員の人数は減ることはあっても、増えることはありません。費用はかさむが、予算は減っていく。実際近年、ゴミ箱は設置せず、ゴミはお客様に持って帰ってもらうものとしている海水浴場が増えています。
ゴミ処理が円滑に行えないならば、あるいはお客様がたくさんいらしても、ゴミ処理や監視員の人件費等の運営管理コストの方が上回るようであれば、海水浴場を開設しないという選択肢も出てきます。実際、近隣でも柴山、安木、気比等、海水浴場を閉鎖(開設しない)ところが増えてきています。
佐津はまだまだ海水浴場を実施していきたいと考えていますが、5年後、10年後のことを考えると、マナーの良いお客様にだけきていただく仕組みづくりが必要になってきます。
どこも有料化や規制は避けられない
先の記事リンクにもありましたが、駐車場を有料化することで、その費用を捻出しようとする動きはあります。また、BBQの禁止や利用エリア制限、ゴミの持ち帰りの推進等、これまでと異なり、厳しい運営管理を行う観光地、観光施設が増えてきています。今後、海水浴や釣りが無料でできる時代は無くなってくるかもしれません。
ただ、それにより、マナーの良い人の集まる、気持ちよく過ごせる海水浴場、観光地であることが求められ、支持されるのも時代の流れになってくると思います。
コロナ後の変化のタイミングということもありますが、当海水浴場に限らず、
「これまでとルールが違う!」
「そんな規則、聞いてないよ!」
という事象が様々な観光地でこの夏、起こると思います。地方の美しい景観を守り続けるための変化をご理解いただけましたら幸いです。
この夏以降、佐津海水浴場の利用規則にどんな変更があるかは逐次このブログでもお知らせしていきたいと思います。
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