３連休前の海岸清掃にて見かけた日本海の漂着物や軽石の話
おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！
３連休前のお話です。金曜日、９月１６日の朝、佐津海水浴場の清掃を観光組合員が集まって行いました。
海岸清掃なう。 pic.twitter.com/xtiFyiuraw
— 民宿美味し宿かどや＜兵庫県・香住＞🦀香住がにプランにて隣県民割を9月30日まで延長実施中♪ (@kasumi_kadoya) September 15, 2022
台風がやってくる間際ということもあり、海岸清掃を行う意味はあるのか、という話も出ていましたが、３連休は、当館に限らずたくさんのお客様が当地民宿街に香住ガニを食べに来ていただいています。
海がとてもきれいだった、癒された
と言っていただくことが多いので、やっぱりゴミは拾っておいた方が良いよね、ということで急遽清掃活動を実施。特にペットボトルや漁業用の浮具が多かったです。
佐津海岸の漂着ごみ
９月は北風の日が多く、漂着ごみが打ち上がりやすい季節です。今年の傾向としては、ハングル系の漂着物が少なく、漢字の漂着物が多かったです。
海外からの漂着ごみ。近年はペットボトルが多い
そういえば、昔よく拾ったアナゴ漁用の漁具を今年はほとんど見かけません。韓国の漁具なので少ないのか、あの漁具で行うアナゴ漁が減少しているのか。
アナゴ獲り用漁具。１０年ぐらい前はたくさん漂着していました（２０１３年に撮影したもの）
そんな中、興味深い漂着物が。これはゴミではありません。
たくさんの軽石がありました。
福徳岡ノ場の軽石が日本海にも！？
軽石といえば、去年の８月小笠原近く(福徳岡ノ場)で噴火した海底火山から大量に発生しました。去年の秋頃には沖縄で大きな漁業被害を出したのも記憶にあります。
あれからちょうど１年。日本海にも入ってきていたのですね。
福徳岡ノ場の軽石（大きめ）日本海にて
西からの海流が様々な漂着物を運んできてくれることを知ることができますね。
台風後はどうなっているか。「漂着物＝ゴミ」なのですが、「どこから何が流れて来たのだろう」という視点で見ると興味深いです。清掃した後でも何か見つかるかもしれません。大きな波の際、特に台風通過後は波が高くなりますので注意が必要ですが、海辺をお散歩した時に、漂着物にも是非ご注目してみて下さい。
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