大雪、大寒波等の悪天候時、旅館のキャンセル基準ってどうなっているの?
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
今日はまさに今時期によくあるお問い合わせの一つ、大雪、大寒波等悪天候時の旅館におけるキャンセル規定について解説します。極力一般論としてお話しさせていただきますが、宿泊施設によって考え方が異なる場合もございます。参考程度に留めていただくと共に、当館にご予約いただいたお客様はこれからお話しする基準でキャンセル規定が決まると考えていただければと思います。
民宿かどやのキャンセル規定(キャンセルポリシー)
当館では直接ご予約いただいたお客様のキャンセル規定を以下のように設定させていただいております(※予約経路によりキャンセル規定が異なる場合がございます)。
当日 100%
前日 50%
2日前 30%
1週間前 10%
1週間前でも10%のキャンセル料が発生する。以前は3日前からだったのですが、Web予約が主流となり、同じ方が複数日を仮押さえできてしまうシステム上の問題があり、令和に入った頃から、1週間前からと設定させていただいております。
大雪となる恐れのある場合にキャンセルした場合のキャンセル料
では、どうやら大雪が降りそうだ。車で行くのは心配。キャンセルしたい。こんな場合はキャンセル料は発生するのでしょうか。結論から言いますと、このケースはキャンセル料は規定通り発生します。なぜならば、降雪シーズンに予約を取った時点で、大雪となるケースもあることは折り込み済の事象だからです。
「大雪となっても行きます」という意思表示であり、
「大雪になったからやめておきます」「ノーマルタイヤしか持っていないので行けません」という理由での旅館のキャンセルはキャンセル料免除にはなりません。
この場合は、当館ですと1週間前よりも以前にキャンセルしていただきますようお願いしたいところですが、1、2月は雪が降って当たり前の時期ですので、冬用タイヤを持っていない、雪が降ったら旅行を中止する予定のお客様は、予約をされないようお願いします。雪が降っても予定通り旅行を実行されるお客様に予約を譲ってあげて下さい。
キャンセル料が免除されるケース
では、キャンセルが出る場合はあるでしょうか。明確に言えるのは
JR等公共の交通機関がストップした場合
です。
例えば、車でお越しのお客様でも、大雪となった場合は運転が心配なので列車での移動に変更、という方も多いです。しかし、列車が運休となった場合は、流石にお越しいただく交通手段がありません。この場合は、どこの旅館でも一般的にキャンセル料免除でのキャンセルとさせていただくケースが多いです。勿論、当館もそのように認識しています(但し、その場合でも一度ご連絡をいただいた上でのキャンセル料免除確定となります。連絡は必ず必要です)。
警報クラスの大寒波が来そうな場合の当館の考え方
ここからのお話は、旅館一般ではなく、当館独自の考え方かもしれません。当館では、極力当日キャンセルが出ないように事前にお客様と連絡を取り合うようにしています。
というのも、警報クラスの大寒波の予報は、近年1週間ぐらい前に週間天気予報で発表になることが多いためです。また、大雪が本格的な場合は、JRが前日から運休を確定させるケースも増えてきています。
警報クラスの悪天候が予想される場合は、前日、前々日の時点でキャンセル料免除でのキャンセルをこちらから提案させていただくこともあります。
仮に列車が動いても、到着が何時間も遅れたり、途中の駅でストップしてしまう。お車の場合も、渋滞から抜け出せなくなってしまうなんてケースもあるためです。到着が深夜になってしまった、結局到着できなかった、なんてことも過去にあります。
身体的な負担、フードロス等はできれば避けたいと思いますので、前日までに旅行開催可否の結論をつけてしまうよう提案させていただいております。
まとめると
1)降雪の予想される1、2月は、一般的な雪、大雪の場合はそれでもお越しいただけるスタッドレスタイヤ装着すみの車のお客様、もしくはJRや直行バスをご予約いただいているお客様がご予約いただくようお願いします。
2)「大雪になったからやめておきます」「ノーマルタイヤしか持っていないので行けません」という理由でのキャンセルはキャンセル料免除にはなりません。
3)キャンセル料が免除でキャンセルOKとなるケースの目安は、公共交通機関(当地区の場合JR山陰本線)が運休となった場合です。
4)列車の運行に支障が出るような警報級の大寒波が予想される場合は、前日までにこちらから相談をさせていただきます。その場合のキャンセル料は、宿泊日前1週間前以内であってもキャンセル料はいただきませんのでご安心下さい。
なお、1週間前から毎日連絡をさせていただいても、連絡がつかないお客様も毎年数名いらっしゃいます。警報級の寒波がやってきた場合は前日までに、確認のお電話(又はメールかLINE)をいただけると助かります。2ヶ月以上前のご予約で直前に連絡のない場合は、いらっしゃらないと解釈させていただくこともありますのでご注意下さい。
いずれにせよ、お客様と宿、どちらか一方的に損得があるのではなく、お互いに損得なく、次にまた行きやすい、あるいはお受けしやすい状況にしたいですよね。ご理解のほど、よろしくお願いします。
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