おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
今週の火水と東京へ行っていました。
一昨日の水曜日、巷で話題の(巷がどこかのツッコミはなしで^^;)
「短パン先生とトライ」を受講して来ました。
原宿駅から徒歩10分にある「短パン先生とトライ」の会場?!
えっ知らない?
こんなチラシの講座です↓↓↓
ん?勉強??塾???
実はこれ、アパレルメーカーの展示会の案内状です。
私とは全く無縁の業界。
しかも女性用のお洋服のメーカーさん。
メーカーさんってことは、直接の取引先は販売店であるお洋服屋さんであって
我々消費者(エンドユーザー)ではありません。
通常、アパレルメーカーさんは
お洋服屋さんに対して展示会を開催します。
今だったらまさに秋冬物。
ここは展示会もあるアパレルメーカーさんの本社です♪
お洋服の新商品発表会の案内チラシがなんで
「短パン先生とトライ」なの?
この発想がすごいんです。
レディスアパレルメーカーピーアイの奥ノ谷社長(通称短パン社長)は
自社ブランドの「フラムクリップ」13~14年冬物展示会にあわせて
販売店さん(お洋服屋さん)に販促物(ニューズレターやブログ、チラシ、POP等)
のアドバイスを行なっているんです。
販売店さんのお悩み
(ぶっちゃけた話、その多くが「なかなかお洋服が売れない」という悩み)
を聞き、1社につき1時間ずつアドバイスをされます。
これ、すごいことだと思いませんか?
私もダイビングショップをやっているので
毎年ダイビング業界の新商品の展示会の案内をもらったり、行ったりします。
そこで新製品を見せてもらうのが普通。
各メーカーが自分のところの商品がいかに素晴らしいか
スペックを駆使して説明します。
でもね・・・
ダイビングのレギュレータがチタンコーティングになったからといって
爆発的に売れるものでもありません。
スペックで売れる時代は終わりました。
でも、スペックが良くなった、ということをアピールするメーカーがほとんどです。
置いとけば黙っても売れちゃう商品はありません。
良さ(価値)を伝えられた商品が売れる。
ならば、伝える方法を学ぼう。
「短パン先生とトライ」は
「商品のスペックの良さ」を販売店に伝える従来の展示会ではなく
商品の良さ、そのお店の良さ、そのお店の店長の良さをエンドユーザーである
お客様に伝える方法を学びます。
この違い、わかりますか?
販売店さんは良い商品がほしいのではなく、売れる商品がほしい。
商品のスペックを知りたいのではなく、売り方を知りたい。
短パン社長は
売れるまでのプロセス作りをサポートする、
つまり、販売店さんの繁盛をサポートする
メーカーであろうとされています。
ダイレクトメールについて熱く説明される短パン社長
良い商品を作るメーカー。
これは当たり前、前提条件。
メーカーはいくら販売店に商品が売れても、
販売店さんが売れなかったら次の商品は売れません。
ただ商品を卸すだけでなく
販売店にとってのコンサルタントにもなる。
なかなかどこの業界にもない取り組みですが、
アパレル業界でも画期的です。
業界専門紙で記事になってしまっています。
繊研新聞より「専門店の悩み、”短パン先生”が解決」
くわしくはこちら⇒http://www.senken.co.jp/news/12249/
そんな熱い思いで業界を盛り上げようと頑張っている短パン社長の考え方。
今回はマーケティング勉強会の仲間で話を聞きに行きました。
今日のトライさん「民宿かどや」って書いてあるし!!^^;
お客様に喜んでもらう商品を売る。
これからはお客様に喜んでもらった結果、商品が売れる。
業界関係なく、これからはそんな時代になる、ということを
感じさせてくれるとてもためになるお話をうかがうことができました。
早速、かどやにも取り入れられるところがあれば
取り入れて行きたいと思います。
短パン社長の熱い思いの伝わってくるブログはこちら
⇒http://ameblo.jp/furamuclip/