おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
今日はゆるーい話を。
地域における呼称ってありますよね?
以前、日役で区民全員で清掃活動を行なった時のことです。
終了後、「全員『稲木場』に集合!」という指示がありました。
「稲木場?稲木場ってどこ?」
私が思った第一声。
近くにいた隣保の30代の男性もわかりません。
実は私の隣保、30代の男性の次に53歳の私が2番目に若い(笑)。あとは全員60代です。
どうやら60代の人たちはわかっている様子。ついて行ってみると・・・
昨日、ゴールデンウイーク閉鎖中の案内をした佐津海水浴場の駐車場のことでした。
なぜ、ここが稲木場?
そもそも稲木場ってご存知でしょうか?
昔は稲刈りをした際、刈った稲を天日で干していたんですね。
天日で干したお米ってご飯をおかずにご飯が食べられると言われるぐらい、むちゃくちゃ美味しいです。
私も個人的に小代の天日干しのお米は自分たちが食べる分だけ少量買ってくることがあります。
話を元に戻します。
海の駐車場、戦後しばらくぐらいまで、稲木場だったそうです。私が知らない。60以上の方は知っている。ということは、昭和30年代ぐらいまでそうだったのですね。
実際、昔の佐津海水浴場の写真を確認してみると・・・
写真のちょうど中央あたりが今の駐車場の位置になると思います。
未だ集合場所として「稲木場」という言葉が使われているという・・・(笑)。
日役が終わってから家に戻り、母親(女将)に「浜の駐車場のこと、普段なんて呼んでる?」って聞いたら「稲木場」と即答でした。
私が知らなかっただけという・・・(笑)。
この歳になってから地域の歴史を振り返ることができたユニークな体験でした。
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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