日経ビジネス ☆星野リゾート、耐え抜くための「1年半計画」に踏み出す☆を読んで。

宿の選び方

おはようございます。民宿美味し宿かどやのガクです。

昨日、日経ビジネスさんの記事で、星野リゾート星野佳路社長のインタビュー記事を読みました。何度も繰り返し読み、私のところのような小さな宿でも参考になるお話が多々ありましたので、当ブログにその感想と統監としての指標となる部分を書き出しておきたいと思います。

星野リゾート、耐え抜くための「1年半計画」に踏み出す

まずは以下に書いてあった内容から抜粋。

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1)ワクチンや治療薬ができるまでの1年から1年半は何らかの影響が残る。星野リゾートでは、それに合わせて臨む覚悟。

2)完全回復に向けて「1年半計画」を立案。具体的には、1年から1年半かかるのを前提にして、この間しっかり生き残るにはどうしたらいいかを全部逆算。

3)先送りできるコストは先送り。中長期計画はいったん中止。もう1つの大方針「人材の維持」。

4)蓄えは相応にある。これを1年から1年半の計画の中で使い果たしてもいいから、とにかく生き残る策を立てる。

5)ワクチンや治療薬ができるまでは、感染者数が拡大しない範囲で、医療崩壊をまったく起こさない範囲で、経済活動を適度なレベルに維持する状態が続く。当面は自粛期間と緩和期間を繰り返す。

6)顧客が旅を選ぶ基準が変わるという仮説を立て、市場調査で検証。緊急事態宣言が少し緩和されたとき、「旅行についてはどうお考えですか」といったことを尋ねる調査をしたい。今のところ5月の中旬くらいに実施を予定。

7)顧客に安心してもらえるサービスをどんどん追加しながら、三密のない滞在を提案する運営ノウハウを作る。

8)メンタルヘルスに新型コロナが及ぼす影響(中略)メンタル面の健康維持に観光が貢献

9)観光クーポンはOTA経由だけではなく、直予約でも使えるようにしてほしい。また期間を限定するのではなく長期に利用できるクーポンを(政府への観光政策に対する要望)

10)KPI(重要業績評価指標)がガラッと変わるため、変化に対するトップダウンの力やスピードが必要。

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この中で当館のような小さな宿が今やるべきことは5番を想定して7番と8番。

自粛がずっと続くわけではなく、適度な緩和期間が起こる。しばらくはその繰り返し。談話期間において、旅行という娯楽が多くの人の心の支えになる。

では、私たち宿は、再開後コロナ前と同じようにお客様と対応して良いものでしょうか。

考えるべきこと、行わなければならないことはたくさんあるように思います。例えば・・・

1日あたりの受け入れ組数を制限し、三密とならない個別対応を徹底。他にも対面時のソーシャルディスタンス、清掃や感染に配慮した設備やアメニティの見直し。

再開日を定め、その際にしっかりと新たな基準でおもてなしができる(これまでとは異なる)ことをお客様に対し、明確に提示させていただく。

現時点で休館は5月15日まで。これが5月、6月と延長になる可能性もあります。でも、何処かのタイミングで宣言解除されるはず。決してコロナが終息するというわけではありませんが、自由度を少し緩めてストレスを解放させる流れにはなってくるということです。

当館としても、誰にでもお越し下さい、ではなくお馴染みさんや過去お越しいただいたことのある方、あるいは当ブログ等をお読みいただき、考え方に共感していただけた方を中心に少人数でお受けするという考え方に当面はしていくのかな、と考えています。

そのための当館の考え方、今後の取り組みは当ブログでUPしていく、あるいは公式サイトで掲示していきたいと思います。今の休館中はそのための準備期間でもあったりします。

再開に向けて。良い指標をいただけた記事でした。この記事を読んでの当館の取り組みも今後アップしていきますので、よろしくお願いします。

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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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