かどやといえば、オコゼ。その代名詞となっているオコゼ料理は6月から8月が旬です。なぜ、この時期なのかにも関わるお話を今日はしますね。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
お客様から見れば同じ魚でも、我々地元で魚料理を扱っている者にしたら大きな区分けになる考え方があります。それが「底もん」と「磯もん」です。
これ、ちゃんと正しい分類もできます。例えば、底もんは底引き網漁船で水揚げされた魚、磯もんは海辺近く、釣りもそうですし、磯見漁もそうですし、定置網や刺網漁もそう。ちょっと範囲が広い。でも、ザクっと言えば、沖の深度の深いところで獲った魚が底もん。陸のすぐ近く、比較的浅場で獲った魚が磯もんと言えます。
「底もん」の代表的な魚
香住の場合、底もん御三家があります。カレイ、ハタハタ、ニギスです。底引き網漁船で主に9?5月に水揚げされる魚です。
6?8月は休漁期間となりますが、カレイもハタハタも一夜干しで多く出回っているので、通年で食べられるのが特徴です。なので、お客様にとってはあまり季節感を感じないかもしれません。
ちなみにこの底もんの漁場に松葉ガニも数多く生息しており、同じ船が同じ漁法で水揚げしています。
「磯もん」の代表的な魚
それに対して、磯もんの代表的な魚といえば、ガシラ(カサゴ)、メバル、キジハタ、ヒラメなどが代表的です。釣りはもちろんのこと、日本海だと海水浴でもみられるお魚です。
透明度の良い佐津の海ならば、運が良ければ海水浴中にみられるかもしれません。
日本海側の民宿・旅館の立場から言えば・・・
ザックリですが日本海側では、6?8月は磯もん、9?3月は底もんの魚介類が多くなります。
ある意味、季節で全く異なる漁場の魚介類が食べられるということです。カニやイカに注目の集まる当地ですが、お魚もこんな風に季節感があります。知っておいていただくとそれぞれの食材を楽しむことができます。今はぜひ、「磯もん」を楽しみにお越しくださいね。
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