昨日、お客様とのフロントでの出来事です。
「あんな、昨日露天風呂に入ったらカニさんおった!海に行った時もカニさんおった!でな、今日の朝ごはん(カニの味噌汁)にもカニさんおった!」
昨晩から宿泊の3世代旅行のお客様のお子さんに先ほどフロントで頂いた言葉です(#^.^#)。
そうなんです。
当地ではこうやって
「香住=カニ」
という洗脳活動を行っているのです(笑)。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
さて、昨日もお話ししましたが、いよいよ当館でも禁煙室の設置が今日よりスタートします。
まずは8室中トイレ付のお部屋6室を禁煙室とさせていただきます。実質ほとんどです。最終的には全館禁煙に持っていく方向で考えています。
時代の流れとして認識していますが、人によって温度差のある問題ですので、穏便に移行して行きたいと考えていますので、皆さまご協力よろしくお願いします。
田舎では「禁煙」のムーブメントが遅い
あえて、刺激的な話をさせて頂きます。
まだまだ田舎の宿、特に民宿レベルではこういった禁煙化への移行が進みません。
昨日お話させていただいたような「副流煙」「受動喫煙」の害がまだまだ認知されていないから。
冒頭にお話させていただいたお子さんがいらっしゃることの多い当館のような宿では未来ある子供たちに受動喫煙させてはいけないという義務があるのですが、まだまだ田舎ではそういった考え方が広まっていない現状があります。
当館が禁煙に舵を切ったのは早すぎる判断である可能性もありますが、兵庫県は5年前に受動喫煙防止条例を施行していますので、本来動きとしては遅すぎるとも言えます。
一つの挑戦として捉えておいていただければ幸いです。
なぜ、小さな宿や飲食店の禁煙化が進まないのか
なぜ、小さな宿や飲食店の禁煙化が進まないのか。小規模なところほど「分煙」が難しいです。一度禁煙をうたってしまうと、喫煙者が故意でも無意識でも吸ってしまったらどうするんだ、という問題も出てきます。
また、そういった違反者を嫌煙者が目撃した時の対応が難しい。「禁煙」をうたっているのに「喫煙者」がいた時点で事業者側の責任になってしまいます。
だったら無用のトラブルを避けるために、禁煙化は先送りしよう、となってしまう・・・。
正直言ってこの責任問題が禁煙化の導入を妨げているように感じています。
2割の喫煙者よりも8割のタバコを吸わない人を大切にしなければならなくなった。
でも、2割の喫煙者がいるわけですから、違反を犯かす方がいらっしゃる可能性はまだまだ高い。事業者側から見るとハードルが高くなってしまう理由はここにあります。
そこで感じるのはまだまだ現時点では「禁煙や受動喫煙は啓蒙活動期である」こと。
禁煙うたうからには完璧に排除しろ!!
ではなく
頑張って受動喫煙のないのが当たり前の世の中を一緒に作って行きましょう!!
というスタンスで嫌煙家の皆様もご協力いただきたいのです。
喫煙者は敵ではありません!
正直・・・
私、事業者の立場として言えば、禁煙場所で喫煙してしている人を注意するよりも、嫌煙者の方が「禁煙で来てないじゃないか!」ってクレームされてくる方が恐怖を感じます。
喫煙者は「敵」ではありません。
今はまだ新しくできたルールをお願いする状況であると私は認識しています。
私たちは現在、その変革過渡期にいます。
最初のうちは禁煙の浸透がまだまだできていなくてトラブルが起こることも覚悟の上です。
一応、ニュースレターにてリピータさんには告知させていただきました。
引き続きデジタル、アナログ告知合わせて行なっていきます。
その辺を汲みとっていただいた上で、当館の禁煙へのシフトを応援して頂ければと思います。
ご協力の程、よろしくお願いします。
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