さてさて。
以前から私、「香住漁港」と「柴山港」と掲載させて頂いております。
香住港、柴山漁港という言い方はしません。
これ、そう定められているからです。
港(港湾)と漁港の定義の違いによるものです。
詳しくは以下をお読みください。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
先日より、柴山港では松葉ガニの底引網漁船がホタルイカや底もんの魚の水揚げに変わる、というお話をさせて頂いてます。
底もんのお魚で御三家とも言えるのが「カレイ」「ハタハタ」「ニギス」です。
今日はその中でもカレイについてお話したいと思います。
香住で水揚げされるカレイは3種類
香住で水揚げされるカレイには大きく分けて3種類あります。
カレイは大きめのマガレイ、当館が朝食でお出ししているポピュラーなエテガレイ、地元の人に根強い人気のあるヤマガレイなどがあります。
ちなみにこれらの言葉、全て地方の言葉です。正式名称は違いますし、日本海側でも他の地域に行くと名称が変わります。
マガレイ
マガレイというのは大きめのカレイで、一般的には「アカガレイ」と呼ばれています。
旬は12月~3月。私はこのお魚の煮付けが大好きです。
カニの時期に旬がかぶりますので、お客様にお出しすることは少ないお魚ですが、我々の食卓、晩ごはんにはよく登場する一品です。
肉厚で食べごたえがあり、煮魚の中でもごちそうと言えます。写真にも写ってますが、肝も美味です♪
エテガレイ
香住で最もポピュラーで、一夜干しで販売されているので多いのがこのエテガレイです。
良くお店で4,5枚入りの大サイズから16,18枚入りの小サイズまで、大きさにバリエーションがあります。
かどやの朝食でお付けしているのもこのエテガレイです。
ちなみにエテガレイもこの辺だけの呼ばれ方。
正式名称は「ソウハチガレイ」です。
ヤマガレイ
地元の人には根強い人気があり、一夜干しにするだけでなく、鍋の具材としても使われるのがヤマガレイ。少しヌメッとした肌触りが特徴的なカレイです。
香住でヤマガレイと呼ばれているお魚は、松江・米子ではベラガレイ、丹後地方ではヒレグロと呼ばれます。
丹後地方での呼び名「ヒレグロ」はヒレの部分が黒いから。これはわかりやすいです。
以前、丹後のお宿で「ササガレイ」というのを頂きました。
見た目、味がヤマガレイと同じなので、私はてっきりヤマガレイのことを丹後地方ではササガレイというと思っていました。
するとどうやら、ヤマガレイは「ヒレグロ」で、ササガレイはヒレグロにそっくりだけど実は異なる「ヤナギムシガレイ」だそうです。
(参考)
うーむ。
カレイだけでも色々と奥が深いです。
いずれにせよ、様々なカレイがゲットできます。
ヤマガレイを一夜干し、エテガレイを煮付け、等でも食べたりしますが、概ね人気の食べ方は
マガレイは煮付け、エテガレイは一夜干し、ヤマガレイは鍋か唐揚げ、なんて目安として知っておいていただくと良いかもしれません。
以上、カレイだけでも色々とお話しできるものです(#^.^#)。
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