昨日一昨日と最高気温が20度近くにまで!!
これなんです。この暖かさが
「3月のカニは美味しくない」
「3月はカニ漁してないんじゃないの?」
って勘違いされる原因になっているんですね。
確かに気温がここまで上がると気分的に”鍋”って感じがしない。
ただそれだけなんです。
海が穏やかになり、カニ漁も安定期に。
相場が下がってくる分、良質のカニが買えちゃうお得な時期が3月なのです。
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。
さてそんな3月。気温上昇と共にご注意いただきたいこと。いえ、室内は暖房ガンガンな時期なので、3月とかは関係のないことです。
ちょっと言いづらいことですが、お話させて頂きます。
先日、お食事をPM5時にスタートされたのですが、終了時間のPM9時になっても食べきれなくてギブアップされたお客様がありました。
そうなんです。当館のカニ3杯プラン、いい旅プラン”フル”はそれだけボリュームのあるプランとして人気なのです(#^^#)。
そんな中、スタートして2時間経ってもお鍋に火をかけてらっしゃらなかったのです。
PM5時スタートでPM7時半頃・・・
流石に火をかけて下さい、とお願いしたのです。
なぜ、そのようにお願いをしたのか。
お刺身などの生ものもそうなのですが、できましたらお出ししたら早めにお召し上がりいただきたい。
お刺身がお食事の終盤まで残ってらっしゃる方があります。接客係としてもおさげしてよいものなのかどうか悩むところです。
お刺身だとわかりやすいと思います。暖かい暖房の効いたお部屋に2時間以上放置されていたお刺身=生もの・・・
これ、安心してお食べ頂けるとは言えないですよね。
よく、ホカ弁さんとかでも「2時間以内にお召し上がりください」って注意書きあると思います。
美味しさを保つために、というのもありますが、やはり安全のことを考えてのことでしょう。揚げ物、焼きもの中心のホカ弁でさえそうです。2,3時間です。お刺身のような生ものの場合はもっと短く考えた方が良いでしょう。
ここで、お鍋の話に戻ります。鍋のカニも生ものです。一応火を通してから食べるのでまだ安心ですが、暖かいお部屋で2時間以上放置された生ガニって良いとは言えません。
美味しくお召がありいただくとともに、安心安全にお召し上がりいただきたい。
貝類、甲殻類はデリケートな食材です。カニはその中に含まれます。
少なくともお食事を始められたらお鍋は1時間以内には火をつけてスタートしていただきたい。
これから暖かくなってくる時期は調理場もこれまでよりも暖かいです。カニを切る場所は暖房をかけていませんが、お客様にお出しする数十分、満室の際は1時間前にさばいている場合もございます。
ご理解いただけましたら幸いです。
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