一部、ネットでも話題になっていますが、バニラエアの車イス登場問題。
この一報が初めて入ってきた時、私はとても違和感を覚えたのです。
バニラ・エアが謝罪 車いす客に自力でタラップはい上がらせる
木島さんは旅行好きで158カ国を訪れ、多くの空港を利用してきたが、連絡なく車いすで行ったり、施設の整っていない空港だったりしても「歩けないことを理由に搭乗を拒否されることはなかった」と話す。
この部分に違和感があったのですね。
で、この違和感をすっきりさせて下さったブログ記事がこちら。
車いすで飛行機に乗る時は
車いすのお客様は健常者に比べると配慮が必要なのは当然ですが、航空会社の職員は、その便全体を見ながら、すべてのお客様に快適に乗降していただくことが使命ですから、車いすのお客様にばかり関わっていることはできません。機内での乗務員も同じです。
他のお客様の妨げになるような可能性があれば、ご搭乗をお断りすることもあるわけで、だから事前にお知らせくださいと言うのです。これが航空会社側の状況です。
そう、まさにこの「事前にお知らせください」という部分です!!
おはようございます!民宿美味し宿かどやの今井です。
今回のこの車いすの問題で気づいたことをお話しさせて頂きますね。
車いすのお客様に関して
当館でも過去、車いすのお客様はいらっしゃいました。当館の場合、民間ですし古い木造建築の宿なので、決してバリアフリーではありません。
だからだと思いますが、過去に車いすの方がいらっしゃることを事前連絡なしでいらしたお客様は一度もありません!!
全て、予約の際にその旨のご連絡、もしくはご相談をして下さっています。
また、いきなりではなく一度健常者の方がご宿泊いただき、こちらの宿ならば1階のお部屋を使えば大丈夫、と判断された上で2回目以降に車いすの方も一緒に、というケースも経験しています。
この「事前にお知らせいただく」というのはとても重要で、当館の場合1階のお部屋は1部屋しかなく、当日ですと対応できない場合もあります。
当館の場合段差もありますし、正直車いすでの移動にはあまり適していません。但し、全8室の小さな宿です。移動距離が少ないため、お客様側が「これぐらいなら大丈夫です」と判断して頂き、これまではご利用いただいています。
当館では過去に、車いすの利用を事前申告なくいらしたお客様は一度も有りませんでした。その為、今回の飛行機搭乗に関して事前連絡なく利用される方がある、ということに驚きと違和感を感じた次第です。
ただ、繰り返しますが、当館はバリアフリーの宿ではありませんし、介助のノウハウのあるスタッフはおりません。その旨をご理解いただいた上でご検討ください。イメージとしては田舎の親戚のうちに行った際に不便と感じることと同様のことが起こると認識してください。
他に事前のご連絡をいただきたいケース
車いすのご利用はなくとも、階段の上り下りの不自由な方も事前のご連絡を下さい。先着1組様のみとなりますが、1階のお部屋をご用意させて頂きます。
三世代旅行のお客様の場合、おじいちゃんおばあちゃんは1階のお部屋、親子さんは2階で、というのは当館でもよくあるケースです。
ちなみにご注意いただきたいのがJR佐津駅のホーム。
上りも下りも歩道橋を上り下りしないと改札へは行けません。
階段の上り下りのできない方、エレベーターがなければ持ち運びできない程の大きなスーツケースをお持ちの方はJR佐津駅のご利用は厳しいかもしれませんのでご注意下さいね。
あと、最近は少なくなりましたが、電話予約が主流だったころ、ご予約時お聞きしていないお子さんが当日たくさんいらっしゃった、ということがあります。
ご予約時大人5人と聞いていたらお子さんが3人いらして合計8人だった
と言ったようなケースです。
”お布団も食事もいらないから言わなくてもいい”
というものではありません。
これも食事をするお部屋が5人座れるお部屋と8人座れるお部屋で変わってくるからです。
当日ですと時間によっては変更できないケースも出て来ます。
「事前連絡」というのはすっごく助かります!!
できない、対応できない、というケースが多いかもしれませんが、「ここまでならできる」といった代替え案を提案させて頂けることもあります。
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TODAY’S PHOTO
かえるの石像
JR香住駅を出たところで遭遇しました♪
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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