おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日は香美町ジオパーク推進協議会の会議に出席してきました。
会議のメインテーマは海の文化館の回収工事について。
以前、新聞報道でもあったのですが、
4月から香美町海の文化館は閉館し、リニューアル工事に入ります。
オープンは平成26年度3月末の予定。
日本海新聞2月22日付の記事より
そもそも海の文化館って誰が見る施設なのでしょう?
地元の住民?
観光客?
リニューアルを予定した行政サイドの説明だと「どちらも」ということだそうです。笑
でも、誰に来てほしいかをイメージしないとどんなものを展示すればよいかがわかりませんよね。
メインはジオパークと香美町内のジオサイトの紹介とのこと。
色々と聞いているうちにわかってきたことがあります。
まとめると
・自然学校(小学5年生)の受け入れ施設として使いたい←都会の子供たち
・地域の子供たちが遊び、学ぶ場としての施設としたい←地元の子供たち
(昔は無料だったので、近所の子供たちがよく遊びに来ていた)
・子供さん連れのご家族に親子で楽しめる場所を紹介したい←都会の子供と大人(親子)
おおむね、こんな感じでした。
そう。
リニューアルした「海の文化館」に来てほしい人は小学5,6年生の子供たち。
小学校高学年の子供たちが遊び、学ぶ場になってほしい。
そんなイメージなんです。
地域の子供たちが家に帰って
海の文化館で知った自分のまちのことを親に話す。
自然学校でやってきた子供たちが
家に帰って香美町の事を話し、次は両親と再び旅行で訪れる。
子供たちが”楽しい場所”と感じれば、大人も楽しめる。
見るだけの場、体験するだけの場、ではなく
地域の人たちと語りあうことのできる場。
地元の住民によるボランティア館内ガイドを養成し、
地域の自慢話、思い出話に耳を傾ける。
地元住民、観光客のどちらも、
「人」の集う場にしたい。
名前も「海の文化館」のまま行くか、変更するかもこれから決めるそうです。
中心は香美町の風土、文化、歴史、人々の暮らし。
海と山、どちらもが魅力的な香美町ならではのジオパーク館。
香美町における「人の活動拠点」「情報発信拠点」となる予定です。
ハードがリニューアル工事中の今年1年間でどの程度ソフトを構築することができるか、
にかかっていそうです。
不安半分、楽しみ半分。
ジオパーク活動を積極的に行っている一人として、
魅力的な施設になるよう応援していきたいと思います。