昨晩はとよおかまちバルに行ってきました~
そのため、お昼には散髪に。
って、バルがあるから散髪っていうのもよくわからないし、私が髪を切ったかどうかなんてどうでもよい話ですね!失礼いたしましたm(__)m
昨日、今年は大雪になるって予想のお話をしました。その話から床屋のご主人さんに面白いエピソードを聞いたので今日は紹介したいと思います。
サンパチ豪雪の思い出
私は、毎回地元の床屋さんで髪を切ってもらっています。髪型に無頓着(ハゲてるしね)、コミュニケーションとりながらの散髪は関係性の深いところの方が居心地がいいから、というのが理由です。
家から数分で歩いていける距離。元区長さんとその息子でされているバーバー。今回は元区長さんに髪を切ってもらいました。その時、
私が
「昨日辺りからカメムシで出しましたね~赤いかも豊漁だし、今年は大雪になりそうですね!」
って話をふったところ、
「まあ、サンパチ豪雪の時ほどではないと思うけどなぁ~」
と、当時の思い出話を語ってくださいました。
サンパチ豪雪とは日本海側で歴史に残るほどの大雪が降った時の事。昭和38年なのでサンパチ豪雪と呼ばれています。私はまだ生まれる前、元区長さんもまだ子供の頃だったそうです。
昭和38年1月豪雪(しょうわ38ねん1がつごうせつ)とは1963年(昭和38年)1月から2月にかけて、主に新潟県から京都府北部の日本海側と岐阜県山間部を襲った記録的豪雪である。それ以外の地方でも、その地方としては記録的な大雪や冷え込みを記録している。三八豪雪(さんぱちごうせつ)などとも呼ばれる。
香住でも例外ではなく2階から出入りするぐらいの大雪だったとか。少なくとも、どんなに大雪が降っても、2階から出入りするほどの大雪を体験したことは私が生まれてからはありません。
香住の文化祭で三八豪雪の写真を見たことがあります。確かに2階から出入りしている写真とかありました(笑)。
当時のエピソード。
・カニは今ほど高価ではなかったが、当時から香住ではものすごい水揚げされていた。
・セコガニはただ同然。以前「紅ガニが揚がったら畑に捨てて肥料にしていた」という話をしたら「セコガニもそうだった」とのこと。
・当時の子供の冬のおやつはセコガニだった。内子だけ食べて残りは捨てていた。
・三八豪雪の時はカニが大量だった。当時の輸送手段は列車(国鉄)。列車が止まり、たくさんの蟹が輸送できない状況になった。
・無駄になった蟹は全て海に捨てていた。
セコガニは指が全部揃っていたら今や
1枚千円ぐらいからします。高くなりました!!
いや~当時の時代背景をお聞きするのも面白いですね。
当時はまだ宅急便もなかった時代。駅留めで荷物を送る、ということができたそうです。カニをトロバコ2箱分、香住駅から乗せて、大阪の親戚宛に駅留めで送った、なんてこともあったそうです。
当時の写真を見てもらいながら記憶をたどっていって話を聞かせてもらっても面白そうです!!
今は道も除雪・消雪機能も進化しています。冷蔵・冷凍技術もあります。なので、海にカニを捨てる、ということはなさそうですね。
当時より更に前、昭和28年の蟹セリの様子の写真が
ポスターで使われていたこともありました!
あ、交通機関的にも漁の水揚げの問題でも、大雪になったからといって、今の時代カニがないとかと大騒ぎにはなりませんのでご安心くださいね。
とはいえ、大雪、豪雪もほどほどであってほしいですね・・・。
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TODAY’S PHOTO
先日の海岸清掃より
こんな大きなドラム缶も捨てられていました!
(厳密には流れ着いていました)
大きなゴミです・・・。
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