おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。先日の飲料持ち込みの件はビックリするほどたくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。
すっごい拡散されて少しビビってますf^^;意外と当たり前のことを書いたつもりなのですが、知られてないことなんですね。我々宿業界側の説明不足ですね。 「なぜ、旅館に飲食物(特に飲料)の持ち込みをしてはいけないの?」 https://t.co/s51T23gevK #旅館の持ち込み
? Gaku@民宿かどや (@kasumi_kadoya) 2016, 1月 6
Twitterでリツイートとファボがすごいことにf^^;
そういえば以前持ち込みをお断りしたお客様に「飲み放題の設定はありませんか?」というお問い合わせをいただいたことがあります。この件に関しても当館の見解をお話しておきますね。
食事がメインかお酒がメインか
「旅館は飲食店営業」というお話に似たような話で「居酒屋」さんの定義ってあまり知られていませんよね?
居酒屋(いざかや)とは、酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店である。 主に酒類を提供している点で一般のレストランと異なる。またバーやパブなどは洋風の店舗で洋酒を中心に提供しているのに対し、居酒屋は和風でビールやチューハイ、日本酒などを提供している店が多く、バーやパブに比べると料理の種類や量も多い。
「一般のレストランと異なる」となっているところが面白いです。つまり、この解釈で行くと
レストラン・・・料理がメインでお酒がサブ
居酒屋 ・・・お酒がメインで料理がサブ
という解釈になります。あ、もちろん居酒屋さんも「飲食店営業」の許可は必要です。
最近はお料理にこだわった居酒屋さんもありますので、”酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店”というイメージを持ってない方もいらっしゃるかもしれませんね。
旅館や民宿で料理よりもお酒にこだわる、というところはあまり聞きません。料理にこだわり、一緒に楽しむお酒にこだわる、というところはあろうかと思います。個々の事業者さんの考え方次第ではありますが、当館の場合「美味し宿」というネーミングをしていることからも「料理自慢の宿」であることはお分かりいただけるかと思います。
かどやは「料理メインの宿」です。
お酒よりもお料理がメインの夕食をご提供しております。
かどやは個人のお客様が多いです
ここからはかどやのお客様の傾向をあてはめてのお話になります。
当館では「飲み放題」の設定はありません。理由の一つは先に述べましたようにお料理がメインだから。夕食ではコース料理を提供しております。料理に合うお酒はございますが、「飲み放題」でお酒をガンガン飲んでいただくことは想定していません。
といいますのも、昨日もお話しした通り、当館は個人の小グループのお客様がほとんどで、お料理をお召し上がりいただくことを目的にお越しいただいている方々がほとんどであると認識しているためです。これは先日お話しした「持ち込み」にも言えることですが「飲み放題」のような過度な飲酒をしてしまう可能性のあるお酒の出し方は、賑やかさのレベルが超えてしまい、他のお客様のご迷惑になってしまう可能性もあるためです。
「飲み放題」をされているお宿もあるでしょうし、先述した内容同様に「飲み放題」を良しとしない居酒屋さんもあろうかと思います。「飲み放題」のあるお宿を探してらっしゃる旅行者の方もいらっしゃいましょうが、「隣の宴席が(騒がしくなりがちな)飲み放題のグループだと嫌だな」という方が当館のお客様には多いんじゃないかなと思っています。昨日もチラッとお話したことですが、同じにぎやか、騒がしいでも、お子さんが元気で賑やかなのと、宴会泥酔で騒がしいのとは異なります。というわけで、
かどやでは飲み放題の設定はありません。
今回のブログではそのことをご案内いたしました。
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