おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。ここのところお届けしているカニのうんちく話、ソーシャルメディアからのアクセスも多く、ご好評いただいているようです。お読みいただいている皆さま、ありがとうございます!!今日のブログは永久保存版?!かに好き、お酒好きの方は必読のお話をさせていただきます♪
昨日のブログで甲羅みそのお話をしました。そういえば、当ブログで甲羅酒のお話を詳しくしたことがありませんでした。当館は炭火を置いた囲炉裏もありますし、甲羅味噌焼きが人気の一品の宿でもありますので、当然甲羅酒のリクエストもあり、実際にされているお客様も多いです。(昨日もありました^^)
今日はカニの甲羅酒を行う際のとても大切な点について2つ、お話ししますね。多くの方が勘違いされていることでもあります。
甲羅酒はカニみそを食べきってから行う
まず、最初に大切なこと。
甲羅酒はカニみそを食べきってから行って下さい。
まだカニみそがたっぷり甲羅に残っている状態で日本酒を入れた方がおいしいのでは?と思ってらっしゃる方が意外に多いです。あるいは、カニみそを全く食べないでいきなりお酒を入れるもの、と勘違いされている方も過去にありました。
みその多い甲羅酒。これ、生臭いだけです。せっかくのカニみそのうま味もお酒に消されてしまいます。個人的な好みになりますが、私はカニみそは食べきってしまってよいと思います。それでも甲羅にはかすかに残っており、その残り分だけで十分だと思います。
先に甲羅を焼いて香ばしくしましょう
甲羅にお酒を入れてから火にかけ、温めるように甲羅を炙る。そんなイメージをお持ちかもしれません。実はこのやり方も残っているカニみそがお酒に混ざって生臭くなることが多いです。(実は私も最初の頃、これでよく失敗しましたf^^;)
ポイントは先に甲羅を炙り、水気を飛ばしてからお酒を入れる。
そうする理由は甲羅酒とはそもそもカニみその混ざった味を楽しむのではなく、
カニの風味と甲羅の香ばしさのついたお酒を楽しむもの
だからです。お酒のたっぷり入ったカニみそではありませんし、カニ味のお酒でもありません。ここを勘違いすると、生臭いだけの甲羅酒になってしまうのです。また、水気を飛ばした甲羅にお酒を注ぐわけですから、お酒も既に熱燗になっているものの方がおいしいと私は思います。
もちろん、人それぞれ好みの問題もあります。甲羅を香ばしさとカニの風味づけ重視で考えている私の解釈です。
以上、この2点に注意して甲羅酒にぜひ挑戦してみて下さい。
昨日のお客様も
「香ばしい!!美味い!!!」
を連発されていましたよ♪
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香住鶴「誇り」
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