おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。今日がすごい寒波が西日本を襲うピークだとか!かどや周辺も昨夜未明から雪景色となりました。現時点でJRも高速道路も平常通り運行していますが、道路状況や降雪情報は随時かどやの公式ツイッターにて発信していきますのでぜひご利用くださいね。
さて、以前お話しした飲食店営業に続いて今日もあまり知られていないお話を。当館は食事処かどや別館を併設していることもあり、日帰り昼食のお客様が多いです。今シーズン1,2月の週末は宿泊だけでなく日帰り昼食もほぼほぼ満室に近づいてきています。本当にありがとうございます。その際、よくお問い合わせいただくのが
お昼ご飯の後にお風呂の利用はできますか?
というものです。
結論から言います。
かどやでは日帰りでお食事のみでのご利用の際、
お風呂のご利用はできません(>_<)
言い訳になってしまいますが、なぜ利用できないのかというお話をさせていただきますね。
皆さんは「公衆浴場法」というのをご存知ですか?
ご利用いただけない理由はズバリ「公衆浴場法の許可をとっていないから」です。公衆浴場法って何?旅館はそれを取得しているんじゃないの?って話になりそうですが、実は民宿クラスになるとほとんどの宿が公衆浴場法の認可をとっていません!厳密にいうと、取れないのです。
「公衆浴場」の許可をとるには湯船、脱衣所、洗面所等、一定の大きさ以上が必要とされます。当館のお風呂は一般家庭に比べれば大きいですが、旅館などと比べるとかなーり小さめ。全部屋数8室の宿についているお風呂ですので、「公衆浴場」としての許可がとれるほどのものではないのです。
実は違法でやっているところが多い
最近はレジオネラ菌の問題とか、食中毒同様にお風呂の水質管理も厳しくなってきています。最初は私も「小さなお風呂なんだし、水もこまめに変えているので問題ないのでは?」と思っていました。でも、よくよく考えてみると、夜と朝の入浴を想定して許可の下りているお風呂に、お昼も外部からのお客様も入るとなると、想定人数が場合によっては2倍になる可能性があります。1日当たり10人利用前提のお風呂に20人、20人前提のお風呂に40人、となると、何か起こった時に責任は免れないな、と感じたのです。
実は私自身もこの法律の存在、近年まで知りませんでした。そのため、ちょっと前までは日帰り昼食のお客様でもウエルカムで入浴利用いただいておりました。厳密には「違法」になるわけで、それを知ってか知らずか公衆浴場法の許可をとらずにお昼の入浴を受け入れているお宿さんもあるようです。(当館もそうだったわけですか・・・)
というわけで、大変申し訳ありませんが、日帰り昼食でのご入浴は出来ない、ということをご了承ください。
当館から近い公衆浴場は車で西に15分ほどでかすみ矢田川温泉、東に15分ほどで竹野の北前館があります。城崎温泉までも車で30分ほどです。(列車だと2駅、駅降りてすぐにさとの湯のある城崎温泉がとても便利です。詳しい行き方がわからない場合は気軽にフロントでお聞きくださいね。
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TODAY’S PHOTO
今が旬「ジンバの炊いたん」
夕食の八寸に時々付きます♪
ご飯にもお酒の肴としてもあう海藻です
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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