おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。今日は久しぶりに良いお天気の朝を迎えました。来週は3連休。例年この3連休前後に梅雨明けが訪れ、本格的な海水浴シーズンの幕開けとなります。佐津海水浴場も監視小屋の設置はこの3連休、7月18日からとなります。(海開きは7月1日に行いましたが、監視員の設置は7月18日からです!)
関西には北と南、2つの海があります
北には日本海。南には瀬戸内海と太平洋。2つの海があるということ。関西の中でも京阪神の方にとってはアタリマエのことかもしれませんが、とても便利なことです。私自身、大学時代は神戸に4年間いたのですが、神戸で海水浴といえば須磨海水浴場でした。とても賑やかなビーチで、浜茶屋も多くておしゃれ。私も大学生の頃、友達と何度か行きましたが、18歳まで私が過ごしていた日本海側の海水浴場とは似て非なるものでした。
「海水浴」に行く、といっても目的は様々です。2つの海が選べるのであれば、自分にとってベストな海はどちらか。参考にしていただけるお話を今日はしたいと思います。
透明度では圧倒的に勝る日本海側の海
瀬戸内海の海に行って一番感じたのは
「海の水が汚い」ということ。いえ、汚い、というと語弊がありますね。決して汚れているわけではないんです。透明度が悪い、という意味です。
日本海側に住む者にとって夏場ですと、上記の写真の水の綺麗さがアタリマエの認識です。
このことを知ったのは大学卒業後、スキューバダイビングを始めてから。私が初めてスキューバダイビングをしたのは関東に住んでいたサラリーマン時代。1991年8月上旬、神奈川県の真鶴琴ヶ浜というところでした。2度めにしたのは同じ8月の下旬、静岡県の沼津市大瀬崎というところでした。共に太平洋側の海です。透明度(水中で前が見える距離)は琴ヶ浜で2-3m、大瀬崎で4-5mでした。ダイビングといえば沖縄の澄んだ海のイメージを持っていた私は、その透明度の悪さにビックリしたのを覚えています。
その翌年、1992年の夏休みは実家のある香住に帰省して佐津の海でスノーケリングをしました。竹野の海でダイビングをしました。その透明度の良さにビックリ!!
繰り返しますが、これは瀬戸内海や太平洋側の水が汚れている、というわけではありません。南風の吹く季節は南に面した海岸にゴミや汚れが溜まりやすく、北風の吹く季節には北に面した海岸にゴミや汚れが溜まりやすいということです。つまり、日本海側であっても、北風の吹く冬場の海水は濁っているのです。このことはダイビングをするようになり、水中の透明度を気にするようになって特に感じたことです。
北と南の海が選べる関西の幸せ
私が関東にいた時は、海に行くというと千葉か静岡(伊豆)周辺、つまり太平洋側しか選択肢がありませんでした。関西に戻り、大阪のダイビング友達と話をする都度、関西には北と南という海の選択肢がある、という素晴らしい環境について実感しました。南風の時期は日本海、北風の時期は太平洋で潜れば、抜群の透明度でダイビングを楽しむことができる、と。実はダイビングをするにあたって快適さの2大構成要素というのがあります。それが「水温」と「透明度(透視度)」です。黒潮の当たる太平洋側は秋になっても水温が高い、というメリットもありますので、関西ダイバーは6-8月は日本海、9-11月は北風で水温も高い太平洋、なんて選択ができてしまうわけです。
これを海水浴に置き換えた場合夏休み期間中は、美しい海、透明度に期待する海水浴ならば日本海側を選ぶべし、ということになります。
もちろん、瀬戸内海、太平洋側は阪神地方の方の場合、「近い」というメリットもあります。予算や時間の面で日本海よりも勝る面がありますし、お店なども日本海の方は昔ながらの「ザ・昭和」な浜茶屋がほとんどです。若い方向けのお店は太平洋・瀬戸内側の方が充実していると思います。私が「日本海側の海水浴場は家族にオススメ」とよく言っているのは、そんな自然に触れる、美しい海に触れる、という体験を親子で是非していただきたいと思うからです。
あ、そうそう。夏に日本海側の海水浴を計画したほうが良いもう一つの理由があります。そのお話は明日。
そんな日本海側の海水浴場の中でも佐津海水浴場を選ぶと良い理由はこちら
→香住に親子で海水浴に行くなら佐津海水浴場がオススメな理由
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定番になってきたシメのイカ丼♪
イカの美味しい季節です♪
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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