おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。
今日は私の住む但馬地方(兵庫県北部)の方言である「但馬弁」についてのお話です。
但馬地方の位置
(但馬情報特急よりイラストを拝借)
先日、従業員同士の会話を聞いていて、「あ、これお客様が聞いていたら失礼と思われるかも」と思ったことがあったので紹介させていただきますね。
朝のスタッフにはお掃除担当の人もいます。お客様が全て帰られてからではなく、先にお帰りになられたお部屋から順にお掃除していきます。その場合、他のお客様もまだいらっしゃる場合があります。
どの部屋がもうお帰りになられて空いているか、従業員同士で確認しあう事があります。
「(部屋名の)お客さん、帰んなったん?」
思わず、従業員がそう言います。この言葉、お客様が聞くと「お客さん帰った?」って失礼なモノ言いでやりとりしているように聞こえてしまうかもしれません。
これ、但馬弁で「お客さん、お帰りになられたの?」という意味です。えっ?!ホントに??と思われるかもしれませんが、例えばこれを失礼な言い方に言い換えると「お客さん帰った?」となります。そう、標準語と一緒なんです。「お客さん、帰んなったん?」の「なったん?」は「なられた?」の方言であることがわかります。
宿泊施設は接客業、サービス業なのだから正しい言葉遣いで、というのが本来の姿かもしれませんが、田舎民宿であるかどやの場合、あえて、従業員は方言のままであってほしいな、と思っています。なので、これからも方言での会話になります。あ、そういえば、私自身(Gaku)は「方言があまり出ないね」って言われます。方言を期待されていた場合はゴメンナサイかもしれません。但馬弁のイントネーションは関西弁とは明らかに異なります。(イントネーションだけで言えば標準語と同じ?!)聞き取りにくかった、意味がよくわからなかった、といった場合はひょっとしたら方言かもしれません。ぜひ、気軽に聞いてみてくださいね。方言ネタ、紹介していきますね。
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TODAY’S QUIZ
『がっせーうめーだねーかぃ』
この但馬弁を標準語に翻訳して下さい。
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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