おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。今松葉ガニシーズンも多くのお客様にお越しいただきました。ありがとうございます。そんな中、お客様によく言われたのが
『民宿』って聞いていたけど、全然そんなことなかったです。『旅館』って言っても良いんじゃないですか?
というお声。
5年前にリニューアルして以降、トイレのあるお部屋が増えたり、お風呂に露天風呂があったりと、その部分だけをフォーカスしてみると、確かに「旅館」と言っていただけるかもしれません。
ただ、はじまりから少しずつそのような設備が追加設置されたに過ぎません。建物の構造自体は33年前に建築されたものですから、民宿の作りなんです。例えば・・・
当館にはロビーはありません!!
当館冬のサービスとして朝食後にコーヒーをお部屋にお持ちしている、というのがあります。
こちらも実は苦肉の策から生まれたサービスなんです。朝食は今も昔も大広間にてお客様全体でお召し上がり頂いています。でも、週末などの場合、どうしても朝食会場のお客様が多くて落ち着けない。食後ロビーとかでゆったりしたいと思ってもそのロビーすらない。ならば、せめてお部屋でゆっくりコーヒーをお飲みいただこう、ということで始めました。お部屋にまでコーヒーをお持ちしているのはそのためです。
ロビーがない弊害は他にもあります。例えば、当館のチェックインはPM3時からです。時折そのお時間よりも早く到着され、チェックインを希望されることがありますが、お部屋の準備がまだ出来ていない場合、お待ちいただくところがないんです。お客さまとしては「部屋に入れなくてもロビーとかでのんびりさせてもらおう」ってイメージがあろうかと思います。でも、その場がないんです(T^T)
実際、「他の宿ではチェックイン前に入らせてもらえたよ」って言われることがありますが、構造上部屋の大きさが同一ではなく、お越しいただいたお客様からお掃除の終わった順に入っていただくということもできません。ロビーもありません。そういった心苦しい対応をしている限りは『旅館』とは名乗れないな~というのが正直なところです。
上記はあくまで一例です。
民宿なのに「○○」があるなんて!
と言われることもありますし
「△△もおいてないの?(できないの?)」
と言われることもあります。
可能であれば対応させていたきたいところですが、元々設備の良さでお越しいただく宿を当館では目指していません。施設や設備の充実を求められるのであれば直ぐ横に城崎温泉や湯村温泉もあるわけで、コンビニもない不便な土地で、家族を中心としたスタッフで営んでいる少々不便な宿で、美味しい地元の食材と田舎ならではのアットホームな対話を楽しんでいただければと考えています。
当館は「旅館」を目指しません。人と人のつながる「民宿」でやっていきたいのが私たちの思いです。旅館のような洗練された接遇はできませんが、気さくな会話を楽しみ、第2の古里のような感じでお越しいただければと思います。
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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