おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。昨日、ミズガニ(若松葉)のお話をさせていただいたところ、「カニって色々な呼び名があってややこしいですね」というご意見をいただきました。確かに同じ松葉ガニの中だけでも性別や大きさ、成長過程や水揚げされる漁港などによっても名前が違います。私は知っていても確かにお客様からみると何がなんやらわかりませんよね。なので、今日のブログ記事では、シンプルにまとめてみたいと思います。
今日の主な分類は今が旬の本ズワイガニ(当地では松葉ガニ)についてです。
地域による呼び名の違い。
まず、本ズワイガニの地域別の呼び名の違いについてです。魚も地域によって名称が違うことがよくありますよね。
北海道・・・ズワイガニ
北陸・・・越前ガニ
山陰・・・松葉ガニ
大きく分けるとこの3つが有名です。その中でも特に松葉ガニは、水揚げされる港ごとの名称で呼ばれていることが多いです。
間人がに(京都)
津居山がに(兵庫)
柴山がに(兵庫)
浜坂がに(兵庫)
などです。
性別による呼び名の違い
オスの呼び名は特にありません。メスの呼び名が地域によって様々です。
セコガニ、コッペガニ、香箱ガニ、セイコガニ等
成長過程による名称の違い
一般的に大きめのオスがにのことを立ガニと言います。甲羅が14cmぐらいある大きなカニのことを香住(特に柴山港)では番ガニと呼びます。逆に小ぶりで甲羅が10cmぐらいのものを箱ガニと呼びます。あと、カニは年に1回脱皮をします。脱皮直後のカニは甲羅が柔らかく、味もやや水っぽいです。これをミズガニ(若松葉)と呼びます。(北陸ではミズガニのことをズボガニとも呼んでいるそうです)
見た目は通常の松葉と変わらないミズガニ
触るとすぐに分かります
以上、松葉ガニだけでもこんなに呼び名があります。分類方法によって名称が異なるというのもわかりにくいところですが、全て同じ種類のカニでこれだけ分類されているというのが価値の高いブランドガニならではといえるかもしれませんね。
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TODAY’S PHOTO
「柴山がには更に名称が多種」
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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