水ガニ（若松葉）解禁！「かに刺し用にお土産でオススメのカニってありますか？」

おはようございます！民宿美味し宿かどやのGakuです。セコガニ漁が終わり、１月も下旬に入ったということで水ガニ（若松葉）漁が始まりました！！

入港船と漁獲報告に「水ガニ」が登場！

水ガニとは？ひと言でいうと「脱皮直後のオスの松葉ガニ」のことです。身入りがあまり良くないのと、甲羅の中のみそも少なくてあまり美味しくないので通常の松葉ガニに比べて安価です。甲羅が柔らかいので触るとすぐに分かります。身入りが悪くて水っぽいので水ガニ、名称もそのまんまですね。

当館も早速知り合いからいただきましたので早速茹でて食べました。

見た目は松葉ガニそのものですが・・・

カニバサミも包丁も入りません。手でどんどん割って食べることができるくらい殻が柔らかいです。茹で時間も熱湯に数十秒。１分も入れません。通常の松葉ガニの茹で時間が２０分ぐらい。セコガニでも１５分～２０分ぐらい茹でます。それに比べて水ガニの茹で時間がいかに短時間であるか、殻が薄くて身が少ないかがわかると思います。でも、サッと茹でた、まだ熱々の茹で水ガニをバリバリむきながら食べるの、私は結構好きです。

安価なのでお土産にも最適です。そういえば先日お客様に

自宅でかに刺しをやりたいのですが、どんなカニを買えばよいのですか？

と質問されました。

華を開かせたかに刺しは「活」ガニでしかできません！

松葉ガニで活きたカニを買うとなると非常に効果になります。シケの多い冬のピークである今時期ですと１ぱい5千円から、というのもザラです。でも、水ガニならば活きた状態で千円ぐらいから買えます。身は柔らかいし、身入りは少々悪いですが、氷水で華を開かせて食べるのであれば、水ガニでも十分美味しくお召し上がり頂けます。おみやげには最適です♪

ちなみに、今回はいただきものでしたが、当館では水ガニをお客様のお料理向けに購入することはありません。理由は美味しい甲羅みそを確保するためには効果な松葉ガニを購入する必要がるからです。「安価な水ガニを購入したい！」ということであれば、お土産屋さんを紹介することも可能です。お店によっては茹でた状態で販売してくれるところもありますので、お帰りの際にでもご相談下さいね。

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TODAY’S PHOTO
「柴山番ガニも揚がってますよ♪」

水ガニを触った後だと甲羅のかたさを実感します