大雪の際には暖機運転をしたほうが良いと思う私なりの理由

お天気

おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。大雪でスタートした今年のお正月。お正月3が日、よく降りました。ようやく雪マークが消えましたが、また明後日水曜日頃から雪予報が・・・これから2ヶ月ほどは油断できません!

夜の雪夜の雪は幻想的で美しいです

1日の中で最も寒いのは早朝。いてつくほどの気温、車のフロントガラスがカッチコチになっていることも。車に乗っかった雪以上にこの凍結が厄介だったりします。

凍結したフロントガラス手前の車はフロントガラスが凍結

奥の車はキレイにフロントガラスの凍結がとれています。当館の送迎車なのですが、どうやってとったのか?実は15分ほどの暖機運転をしたためです。

すっかり凍結のとれた車すっかり凍結のとれた車

今日は暖機運転についての効果をお話したいと思います。

これまでの車の暖機運転の常識(暖機運転は必要?)

そもそも、車の暖機運転って何のためにするのかご存知ですか?Wikipediaの「暖機運転」には以下のように書いてあります。

暖機運転は、低負荷での運転により機械の構成部品同士の馴染みを促がし、各部の働きを滑らかかつ確実にするのが目的である。低回転低負荷の運転により、潤滑油を各部へ行き渡らせたり、機械が本来の性能を発揮できる状態になるように部品同士の間隙(クリアランス)を適正な状態へ導くこと、などを目的とする。

オイルをなじませるため、ということですね。更に、我々日本海側のような寒冷地の場合、(同じくWikipediaによると)

自動車やオートバイ等における暖機運転は、冷間始動の直後などにエンジン回転数や負荷を抑えた運転状態を一定時間維持して、エンジン等の各部の温度をある程度まで上昇させることをいう。かつては、寒冷地や冬期といった寒冷な環境でエンジンに負荷を与える前の必須事項とされてきた。

とされています。「かつて」とありますよね。確かに冷えきった金属に急激な過負荷を与えることはよくありません。が、今の性能の車ではそこまで心配する必要がなく、それでも心配な場合は

エンジン各部が適正な温度に達するまでは負荷や回転数を抑えた走行暖機を行う

ぐらいで十分なんだそうです。オイルの点に関しても同様で、今のオイル性能は昔に比べて格段とよくなっており、車自体もエンジンを回して30秒もあれば十分オイル循環するそうです。

では、暖機運転は不要?

現在では車のメンテナンス的な見地から言えば、暖機運転は不要と言えます。エコ的にも過度な暖機運転は良くない、という人もいます。が、私はあえて暖機運転は必要と思っています。それは、フロントガラスが凍結してしまうような寒冷時、大雪が降った時などに、です。

雪に埋もれたフロントガラス雪に埋もれたフロントガラス

無理に除雪してもガラスが凍っている場合も。無理に取ろうとしないでも、暖機運転すれば10分~15分ほどで・・・

すっかり凍結のとれた車こんなにキレイに凍結がとれます!

つまり、本やインターネットには載っていない理由で私は大雪の際には暖機運転をしたほうが良いと思うのです。

あ、そうそう。フロントガラスの雪だけ落としても天井の雪が運転中に突然落ちてくる場合もありますのでご注意下さいね。

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TODAY’S PHOTO
「車の天井に雪が乗ったまま・・・」
車の天井の雪運転中突然落ちてきて視界を防ぐことも

ご注意下さいね!!

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