常連のお客様ならではのテクニック「鍋の親指は焼いて!」

グルメ食材

おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。今日は常連のお客様とのやりとりからのお話です。

先日、毎年いらっしゃるお客様がお食事が始まると同時に

「鍋の分ののカニ、親指(爪】の部分は焼いてしまって」

と言われました。

松葉ガニの親指松葉ガニの親指、ハサミの部分のことです

これ、さすが常連さん、うまい(賢い)な~って思ったんです。

なぜ、鍋の分の親指を焼きガニにするのがうまい(賢い)のか?

あくまでも私見です。当館の場合。最初にスタッフが炭火でカニを焼きます。なので、鍋より先に焼きガニを食べます。

炭火焼きがに中まずは炭火焼きガニから

あ、かに刺しや(ついている人は)ゆでガニは適時。途中カニ天ぷらも熱々でお持ちします。焼きガニを食べ終わったころに鍋がスタート。鍋は最初、指の部分をしゃぶしゃぶで食べます。

カニしゃぶイメージとしてはこんな感じで^^

で、残った親指(ハサミ)の部分と腹の部分をかにちり(鍋)で食べる感じです。

カニ鍋を食す親指はしゃぶしゃぶできないので普通の鍋で

実は、このしゃぶしゃぶ後の通常の鍋まで、お腹がいっぱいで行きつけない人が多いんです。特に親指とお腹の部分は食べにくいところ。終盤戦でこの部分をホジホジするのはしんどい場合が多いです。(多くの方がホジホジして雑炊の身として入れられます←これはこれでオススメですが^^)なので、先に焼いて食べてしまうんです。

松葉ガニの親指本来、親指はカニで一番美味しい部位なんです!

最初のお腹が空いている時点では焼きガニをガッツリ。鍋はしゃぶしゃぶで。最後に雑炊で〆る。この流れ、私がお客様の立場でもそうしたいな~と思いました。

常連さんの熟練の業?!ポイントは最初から鍋の親指を焼いて、と要望していただくこと。食べきれなくなってから、お腹いっぱいになってからだと鍋にしても焼いてもどちらでも食べきれません。早い段階で焼きガニにする、というのがポイントなんです。ぜひ、お試し下さい。

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