おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
来月に向けての「香住ガニ」のお話シリーズ、今日がとりあえず最後です。
今日は「香住ガニ」という名称が決まった頃のお話を。
香住で獲れた上質の紅ズワイガニのことを「香住ガニ」と呼ぶようになって10年以上が経過しました。実は当初、上質のものとはいえ、紅ズワイガニに「香住」の名前をつけることに反対もありました。
理由は香住の松葉ガニのことを「香住ガニ」と誤解してしまう人が出てくる可能性があるから。
当時は松葉ガニに地域名を入れてブランド化するのが流行っていました。
間人ガニから始まり、津居山ガニ、浜坂ガニ、柴山ガニと、次々に港の名前を冠したカニの名称が登場しました。これ、全て松葉ガニのことです。ここに、香住ガニ、という名称が並んだら・・・
お客様は、「香住ガニ」も香住港で揚がった松葉ガニのことと思ってしまうのでは?
心配は的中、当初香住ガニを松葉ガニと勘違いして予約、当日夕食時にクレームになる、ということが起こったそうです。(当館の場合は、元々インターネットでしか販売していませんでしたので、そういったトラブルは起こりませんでした)
また、「香住」という地域名をつけるにあたって、これまで「カニのまち香住」として根付いてきたブランドが、安い紅ズワイガニブランドとして扱われてしまうことで、「香住」のネームバリューを落としてしまうのではないか、と懸念する人もいました。今でもまだそう思っている人は少なからずいらっしゃるようです。
紅ズワイガニって安モン?についてはこちら
私自身は高級ランクの紅ズワイガニに「香住ガニ」というブランド名が決まった時から、これはぜひ積極的に紹介していくべき!!と考えていました。
理由は、11-3月だけでなく、9,10月、4,5月もカニを食べることのできるまち。香住が年中カニと関わり、カニのことを知り尽くしたまちである、と認識してもらえるチャンスなんじゃないかと思ったからです。
カニに関わる歴史だけではありません。実際、1年の中でカニに接している期間が長いからこそ、カニに関するこだわりや関連の技術(カニ殻を使った農法等)も深まっていきます。
とまあ、小難しい話はこれぐらいにして・・・
「香住ガニ」は「松葉ガニ」ではなく「紅ズワイガニ」
しかも、上質の紅ズワイガニです!!
ということを名称が決定した時のエピソードから今日はお話させていただきました!
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TODAY’S PHOTO
(今日はPHOTOではないですけど^^;)
『第6回香住ガニまつり詳細』
今年も9月20日(土)に開催です!
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9月3日まで延長!!
7/23「ちちんぷいぷい」出演時『おこぜ』プラン
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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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