おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
先日、台風の来る直前の晴れ間に、世界ジオパーク再認定審査のためのジオガイドトレーニングを行いました。
8月上旬に開催される世界ジオパーク再審査の中で、私たちの主宰するNPOのガイドクラブが香美町のジオサイトを審査員の方々に案内することになったのです。
先日もそのお話をしましたね↓↓↓
世界ジオパーク再審査、その傾向と対策
今回はその際のガイドメンバーが集っての実際に対応するための会議&実地トレーニングです。
座学、と言っても普段ガイドしている場所ですのでジオサイト(観光ポイント)について学んだわけではありません。
今回の世界審査でガイドをした際、どんなことを聞かれル可能性があるのか。それに対して事前に準備をしておこう、というお話です。
いらっしゃる方は世界ジオパークネットワークからイタリアと中国の先生とのこと。
勿論、地質の専門家です。
審査、と言っても難しい専門的な質問とかがある訳ではないようです。
あったとしても、地質的に難しい内容をどれだけわかりやすく一般の観光客にお話しているか、といったスタンスの内容だそうです。
また、質問はどちらかというと、ガイドした場所に関することではなく
・NPO(またはガイド団体)をどのような思い出立ち上げたか?
・ジオパークに何を期待して活動しているか?
・ジオパークを使って何をしたいか?
・ジオパークで地域にどのように貢献したいのか?
・ジオパーク活動に参画してみて実際に何が変わったか?
と言った内容である可能性があるそうです。
えっ???
って思うような意外な質問。
何故このような質問になる可能性があるかというと審査員は『知識と経験の共有』をすることが大きな目的で来られるからだそうです。
『知識と経験の共有』とは?
知識と経験を共有する、とはどういうことでしょうか?
まず、世界ジオパークという制度は2004年から始まったまだ10年ほどの仕組みという前提があります。
(たった10年で30カ国100地域にも及んでいるということは、すごい勢いでもあります)
審査員もどこかのジオパークに属しており、時には審査される立場にもなります。
短年で仕組みがドンドン伸びていっている背景には、この審査の際に
ダメ出しではなく、むしろ審査した地域の良い所を持って帰る、というスタンスがあるからなそうなのです。
このことを「知識と経験の共有」、つまりはお互いの良いところをドンドン吸収していってジオパークという制度自体をどんどん良くしていこうよ、という考え方があるということなのです。
じゃあ、私たちガイドはどのような説明をすればよいのか。
ドンドン地域自慢をすれば良い、ということになります。
それならば私も自信あります。(笑)
勿論、こうやって学んだり、経験したりしたことが、かどやにお越しいただいたお客様との会話の中で活かされます。
地域のことをお話することでお客様に楽しんでいただけるよう、ジオパークで地域を学ぶことを私自身が楽しんで行きたいと思っています。
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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