おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
インプット3連チャン♪最後は「会議の進め方を学ぶ~ミーティングファシリテーション」です。
宿屋の主人が会議の進め方?
ファシリテーション?
奇異に感じるかもしれません。
地域活動をやっていると、観光協会や商工会、あるいは役場の福祉、商工観光、ジオパーク・環境、教育関連の会議に出ることは多いです。
帰ってきて会議に出てビックリしたこと。
事務局が用意した資料を延々と読み、その後質疑応答
という会議があまりにも多いことでした。
例えば90分の会議で資料の読みあわせが60分、質問が30分。
以前、事前に会議資料を送ってもらい、集まった時には意見を言い合う時間を増やしてはどうか、
という提案をさせていただいたことがありましたが、1,2回送られてきてもその後続きませんでした。
どうすれば実りのある会議ができるのか?
今回は家族会議から国際会議まで、さまざまな会議の進行に携わるファシリテーター青木将幸先生をお招きし、会議の仕方について学びました。
まずは、良い会議ってなんでしょう?悪い会議ってなんでしょう?
参加者全員が「こんな会議が良い」という具体像を共有化すること。
話しあう目的が明確であること。
会議終了後、これからどう行動すればよいのかがはっきりしていること。
などなど。
会議の理想像をはっきりさせていきました。
続いて、「会議の4つの段階」について。
これは本当に「なるほど!!」と思いました。
(1)共有の段階
参加者、目的、時間、ルール、雰囲気、情報、資料などなど。
まずは共有していきます。
(2)拡散の段階
なんでも言ってOK。否定をしない。責任追及をしない。
とにかく書き出す。いわゆるブレインストーミングですね。
(3)混沌(カオス)の段階
色々でた意見をに体験でまとめる。選択肢を整える。両面を見てみる。
(4)収束の段階
全員が合意できる点を探す。投票してみる。
誰かに一任する。
「結論」を確認し、役割分担、スケジュール等を決める
大切なのは、この4段階の時間配分をしておくこと。
先に上げた、読み合わせだけでほとんどの時間を費やしてしまう、というのは
『(1)共有の段階』で会議が終わってしまっている
『(2)拡散の段階』が省かれるため、(1)から(4)を導き出さなければなりません。
他にも色々と会議のコツ、考え方を教えてもらったのですが、骨子となる部分はまさにこの4つの段階。
これを知っているだけでも、今後の会議の内容はグレードアップしそうです。
宿のプラン内容とかを決める際、みんなで話し合う場合にも使えそうです^^
というわけで、3日間に渡り、お勉強3連戦のお話をお届けいたしました。
「旅行に来てまで勉強したくないよ!」という方が大半でしょうが、「旅先で勉強するのもイイネ!」という方も最近多いそうです。(笑)
こういった勉強会付宿泊プランも今後考えても良いかも?!
青木先生はイカが大好物。「イカの季節ならばいつでも来るよ」とおっしゃっていただきました。(爆)
活イカは夏だけですが、香住は年中色々な種類のイカが獲れるんですよ~(^_^)
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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