おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日、親族一同法事で西村屋本館さんに食べに行ってきました。
例えば真ん中のエビ。
鬼海老という最近香住でも注目されている人気の海老です。
一般的に香住では陶板での蒸し焼きで出されるお宿が多いようです。
今回はお刺身。ボタンエビ並に大きなプリップリの身。
とても美味しかったのですが、一工夫されていたのが頭の部分。
素揚げされていて、そのまま食べられるようになっていました。
こんなちょっとした工夫を教えていただけたりします。
旅館で客室に灰皿は常識??
さて、先日城崎オンパクにてゆとうやさんや三木屋さんなど、老舗旅館さんを視察させていただきました。
城崎温泉の良さ~城崎オンパク体験記その2(1)「ゆとうや」さんにて
城崎温泉の美しい景観~城崎オンパク体験記その2(3)「三木屋」さんにて
その時に気づいたこと。
どの客室にも普通に灰皿とマッチがおいてあるんです。
えっ?
お部屋に灰皿おいてあるんだ!!!
正直、そう思っちゃいました。
当館は民宿ですが、現在灰皿とマッチはお部屋においていません。
置いてない場合、大抵
「このお部屋は禁煙ですか?」
と聞かれます。
「ご用意できますよ」
とお返事し、要望される方に対してお出しする、という仕組みに数年前から変えさせていただきました。
実際、「禁煙室」希望というお申し込みが増えてきています。
が、当館に禁煙室はありません。
なぜ、旅館に禁煙室はないのか?
ホテルではなく民宿、旅館レベルで禁煙室を設けているところは少ないです。
実際、城崎の老舗旅館さんでも明確な「禁煙室」というのはないです。
というか、禁煙室ってホテルにあって旅館にないものですよね。
これは、ホテルと旅館の客室の定員によるものと言われています。
ホテルだと通常シングルかダブル(ツイン)、すなわち1部屋を1名か2名で利用します。
しかし、旅館は1室4-5名までご利用いただけるのが一般的。
平成25年度の日本人の喫煙率は男性32%、女性10%。
国民全体でもまだ20%の方がたばこを吸われます。
4-5名利用されることを仮定すると、最低一人は喫煙されたい方がいらっしゃる、ということになります。
ホテルとは異なり、禁煙室しか空いていなかったら、他の宿を探す、という現象がまだ起こってしまうのです。
勿論、今後の推移でどうなるかは分かりません。
当館のように団体のお客様が少なく、ファミリー、カップルの多い宿は、禁煙ではないけど灰皿とマッチは言われてからお出しする、というパターンがひょっとしたら大手旅館さんでも採用される時代が来るかもしれません。
灰皿の置いてある位置から感じる気配り
さて、城崎温泉でもう一つ発見したこと。
灰皿とマッチの置いてある位置。
わかりますか?
では、部屋全体の写真をご覧ください。
はい。
お部屋中央のテーブルにはテレビのリモコンだけ。
灰皿とマッチが置いてあるのは必ず縁側のテーブルなのです。
マンションのホタル族よろしく、タバコは外に近い位置で、ということのようです。笑
このことは今回の西村屋本館さんでもそのようでした。
喫煙は喫煙でも、ちゃんとそういった配慮はされているんですね。
やっぱり城崎温泉の旅館は勉強になります。
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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