竹田恒泰さんの講演会で香住から日帰りで姫路まで行ってきました

お勉強

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

一昨日、日創研姫路経営研究会さん主催の講演会に日帰りで行ってきました。

竹田恒泰講演会
講師は今、テレビで人気の竹田恒泰さん

香住から姫路まで。
そういえば、自動車道が八鹿氷ノ山インターチェンジまで延びてから播但自動車道を使うのは初めてです。

備忘録、参考のため料金と時間。
今回、会場となった姫路市市民会館のすぐ近くの市営駐車場に駐めました。
すなわち、姫路城のすぐ近くです。

姫路城
お城の姿を見せている姫路城

リニューアル工事後久しぶりに見ました。
以前より白くなっている感じですね。

香住(佐津)から178号線で豊岡経由。
八鹿氷ノ山インターチェンジで自動車道に乗って播但自動車道砥堀インターチェンジまで。
そこから下道で姫路城。

かかった有料自動車道の料金は片道1180円。
時間は約2時間半ほどでした。

姫路城といえば世界遺産。平成の大修理(国宝姫路城大天守保存修理工事)は来年春まで。
今年は黒田官兵衛効果で盛り上がっています。

黒田官兵衛ブーム
黒田官兵衛ブーム、スゴイです!!

四国地方のお客様は、但馬(北兵庫)地方からのお帰りの際に姫路城に立ち寄られる方もいらっしゃいます。
竹田城跡とともに今、兵庫県はお城が熱いです^^

さて、今回の講演会のお話も少し・・・

今、竹田恒泰さんはあまりにも有名ですよね。
明治天皇の玄孫、専門は憲法学。日本の歴史ついても詳しいです。

講演会は日創研姫路経営研究会さん主催ですので、対象者は経営者です。
(私も一応経営者です^^;)

講演会にて
一番前の席で聴講しました♪

歴史のお話がどう経営につながるのか。

企業統計によると現在、創業後1年で4割、5年で6割、10年では8割が倒産しています。
反面、世界に類のない老舗企業があるのが日本です。

100年以上続いている企業が2万6千社。
200年以上続いている企業が3千社あります。

(参考)世界で創業200年以上の企業は5586社(合計41カ国)で、このうち半分以上の3146社が日本に集中しており、続いてドイツ837社、オランダ222社、フランス196社の順となる。

なぜ、日本にはこんなに長寿企業が多いのか。
これが今回の講演会の演目です。

二千年以上続く国史から学んだ良き魂でみんなを幸せにする「永続企業」を作ろう!

さて、日本の歴史、日本人の考え方がどのように老舗企業となることに影響を与えているか。

まず、日本という国は『支配者が支配してきたのではなく国民が国を支えてきた。』

以下、色々とお話いただいた興味深いお話。

  1. 日本は世界で最も古い国。(今年は皇紀2674年、考古学的にみても2000年)
  2. 古事記、日本書紀には日本の国づくりのビジョンが書かれている。
    「国民ひとりひとりがどうすれば幸せになれるか?」
    「どうすれば皆で協力しあって豊かで平和な国を作れるか?」
  3. 大和朝廷は小さな国々が争い統一されたのではなく、話し合いで共感した国々が統合されていった。
  4. 日本は外国から攻められたことは過去5回しかなかった。(朝鮮半島は千回近い)
  5. 日本人同士が争う場合、必ず兵士同士で争い、民間人に危害は加えなかった。
  6. 日本人同士が争って一番死んだ戦いは関が原の戦いで、死亡者は5千人。
  7. 日本では2000年間大乱が起こって支配者が変わったということは一度もない。
    (天皇は125代続いていて今も継続中)
  8. 天皇は支配者ではなく民の幸せを祈る存在
    「国が良くなったら民の努力のおかげ、悪くなったら天皇に徳がないせい」
    古来からその考え方は変わらない。

などなど。

日本は「和」の社会。
社会の考え方、会社の考え方もこれに準じている。

『お金を追う仕事ではなくお金がついてくる仕事』
会社は社会のためにある。
会社が存続することで幸せになる人がいる。存続する事こそが社会貢献。

「たくさんのモノが売れるのはそれだけの人々を幸せにしてきた。
日本人がモノを作ると人を幸せにするから支持される。
日本人が会社をつくると社会に感謝されるから永続する。

日本人は自分だけが儲かるのではなく、人に喜んでもらえることが本当の幸せということを知っている。
世のため人のためになることを自分の幸せとする方が何倍も幸せであるということを知っている。

 

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日本では当たり前な老舗企業。
でも、近年は創業しても続かない企業が増えています。

今回の講演を聞いて感じたのは

「自分のためではなく、他人や世間に喜んでもらえる仕事をしないと会社は続かない」

というシンプルでいて至極納得なこと。

かどやの創業は私のおじいちゃんおばあちゃんがはじめた1970年。
あと6年、東京オリンピックの年に50周年となります。

会社を永続させるには国の歴史を学び、日本人を知ること。
その大切さを気づくことができました。

古事記
私も古事記のお勉強します!!

まずはかどやも50年の区切りに向かってまいります!!

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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