おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
かどやから車で30分弱で行ける城崎温泉。
今週は先日行った城崎オンパクの話を中心のお話になります。
佐津-竹野間は車で15分ほど
竹野-城崎間は「鋳物師戻峠」経由で10分強
昨日のお話の続きです。
温泉寺にお参りしてから温泉に入る。
明治時代以降、段々とされなくなったそうです。
お湯を尊ぶ心を持つ
お参りをしてから温泉に、というのはそれだけお湯をありがたいもの、尊いものとしていたことがうかがえます。
今回の城崎オンパクの体験プログラムで学んだ古式入浴作法はまさにそれを伝えるためのものです。
城崎温泉古式入浴作法の説明
※温泉寺HPより。詳細はこちら
手ぬぐいとして作法が紹介されています。
(手ぬぐいは温泉寺で販売されています)
その中でのポイントとなるのがこちら↓↓↓
お湯を桶ではなく、湯酌ですくいます!
温泉寺に参拝し、住職に湯杓を授かり、作法を教わってから外湯に入湯する、というのが城崎温泉のルールだったのです。
昨日の謎かけ「温泉寺の顔出し看板」
どうちくんが手に持っているのは?
実際に「まんだら湯」で体験してみる
温泉寺で色々とお話をうかがった後に、実際七行の1つ「まんだら湯」に行って実際に行ってみました。
私自身、まんだら湯に入るのは中学生の時以来でしょうか。
平成12年にリニューアルされていますので、館内は初めて来たと言っても良い感じでした。
お風呂に入り、手ぬぐいを下に置き、書いてある通りの作法で行いました。
勿論、現代のお風呂で湯酌を持って入っている人たちは私たち以外にはいません。
普通に入られている皆さんからは変な目で見られていました。(笑)
ちなみに、まんだら湯で行ったのにも意味があります。
城崎温泉と温泉寺を開いたとされる道智上人が訪れたのが養老元年(717)。
千日修行でお湯が湧きでた場所が今のまんだら湯のある場所だそうです。
717年から千日ということは3年後、720年が古書に明確に残る「まんだら湯」の始まり。
すなわち城崎温泉の始まりということになります。
(その前、コウノトリが傷を癒やしたとされたのが舒明天皇の時代、629~641年と言われています)
つまり、道智上人による「まんだら湯」発見は養老4年(720)。
明確な文章の残る史実としての城崎温泉開湯は2020年に1300周年となりますね。
体験プログラムはおもしろい!
まんだら湯入浴後、オンパクプログラムは終了。
その後、木屋町小路までお散歩をしました。
すると木屋町小路に面白い写真が。
湯酌を持っています!
元々城崎温泉のお湯はやや熱め。
半身浴で上半身に時々湯酌でお湯をかける、というのが理にかなっていたんですね。
地元の方と、しかもお寺の副住職さんから色々なお話を聞ける体験プログラム「城崎オンパク」。
体験してみてやっぱり地域の人たちとのふれあいのある体験プログラムは面白い!って実感しました。
香美町もどんどん体験型のプログラムを増やしていきたいと思います!!
高野山真言宗 別格本山 温泉寺
〒669-6101
兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
TEL:0796-32-2669
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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