おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。
昨日に続いて天声人語書き写しノートのお話をしていきますね。
私が感じた5つの効果。
- ・文章には伝わりやすい「型」がある
- ・意外とひらがなが多い
- ・タイトルを考えることでキャッチコピー力UP
- ・論理の矛盾点、主義が見えてくる
- ・やっぱり知識の宝庫
1つ目の「型」を覚えれば、ブログを毎日続けるのが楽になります。
今日は2つめから。
2.・意外とひらがなが多い
これも読むだけでは気づかない、毎日書き続けていたからこそ気づいた点かもしれません。
例えば
「詳しい」→内閣法制局に”くわしい”西川・・・
「今日から」→夢あり、不安ありで、きょうから出社の人も・・・
「台詞」→こんなせりふがあった・・・
私の想像ですが「あ、なるほど」と思った点。
- 漢字が続く場合は途中にひらがなを入れたほうがやわらかくなる
- 複数の読み方のある漢字はどちらであるか判断しやすくする
- 単純にわかりやすく
難しい漢字にルビをうっている場合もあります。
疎か・・・おろそか
終のすみか・・・”つい”のすみか
等。
こういった使い分けをどんな考え方で行っているのか。
考えるだけでも文章力向上に役立ちそうです。
3.・タイトルを考えることでキャッチコピー力UP
天声人語というコラムには「タイトル」が付いているってご存知ですか?
ネット版天声人語を見るとタイトルがついています
つまり、
書き写しをする→タイトルを付けてみる→公開されているタイトルとの違いを確認する
というルーチンワークでタイトルを付ける力をつけることができます。
結果として文章の論点を見抜く力。
それをキャッチコピーにする力が磨かれていきます。
4.・論理の矛盾点、主義が見えてくる
これは、昨日の「型」のお話に関連します。
いえ、「型」に当てはめる、ということがわかっているからこそ気づく部分があります。
それは、
【III】筆者の考えを述べる
が最初にありき。
それに当てはめるための【II】時事ネタ、【I】ウンチク、へぇ~な知識をあとづけしている
ということに気づいてしまうことが。
つまり、言葉のトリックを見破ることができるんです。
天声人語は朝日新聞。
政治的な主張をされる場合はかなり偏った意見であることが多いです。
最近ですと、安倍首相批判。憲法、原発がらみ。
朝日新聞さんの主張と批判したい時事ネタから導入ウンチクを探す。
こういった流れでコラムを作ったんだな、
ということに気づいてしまうことがあります。
どの日のコラムだったかは公表しませんが、それを書写する日は苦痛でした。(笑)
正直、コラムではこういった偏った主張はしてほしくないです。
心が折れそうになった時もありました。
でも、以前ご紹介した青山繁晴氏の講演で面白いことを言われていました。
彼は
「私の購読新聞は朝日新聞です。意外でしょ?
自分の主義と正反対の新聞を読むことこそ、もっとも考える力がつくのです」
と言われていました。
素晴らしいコラムでも、首を傾げたくなるコラムでも、しっかり読解できる力を身につけたければ。
時には自分の主張とは違う意見のあるコラムを読んだ方が良いようです。
5.・やっぱり知識の宝庫
とはいえ、やはり、書き写すことの一番のメリットは多くの知識、ウンチクに触れられるということ。
ここ10年以上はパソコン中心の生活。
「文字を書く」という機会が少なかったように思います。
書くことで覚えられる、身につくことってやっぱりあります。
インプットばかりでアウトプットしないと。
本を読んだり、セミナーを受講したりと勉強することは熱心。
でも実際の行動に移れない。
こういった意味でよく言われていることです。
書き写し、という行為は、一見インプットです。
でも、知識を得てわかったつもりになっている。
やればいつでもできる、と結果行動しない。
といった段階からはもう一歩先に進んでいると思います。
完全なアウトプット(行動)ではないけど、インプット(勉強している)だけではありません。
行動できない人のもう一歩先に進んだ行動としてもオススメです。
以上、昨日、今日と天声人語の書き写しノートを行うメリットをお話してきました。
確実に文章力は上がります。
ブログを書くスピードもUPします。
この記事をきっかけに
「よし、書き写しやってみよう」
という方がいらっしゃれば嬉しいです。
続きはこちら↓↓↓
「天声人語書き写しノート」5つの効果(3)~新聞コラムが名文である理由
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