香住が「かにの本場」と呼ばれる7つの理由 後編

グルメ食材

おはようございます。
民宿美味し宿かどやのGakuです。

松葉ガニシーズンもあと10日あまり。

「今更カニのウンチク語ってもシーズン終わるやろ!」

と言われそうですね^^;

昨日の最後にお話したベニズワイガニ(香住ガニ)。

香住ガニ
上質の香住ガニは美味しいですよ!!

5月末までカニを楽しめるのが香住です。

「カニの本場香住」のお話は香住ガニにも。
更には次のシーズンのご予約の検討材料にもご利用いただけます^^

香住が「かにの本場」と呼ばれる7つの理由。

  1. ・戦前から続くカニ漁とそれを証明できる写真の数々
  2. ・かに料理発祥の地
  3. ・選別日本一、高い目利き
  4. ・ベニズワイ漁もあり、秋から春までカニでおもてなし
  5. ・30年以上続くカニのお祭り
  6. ・かに民宿が150軒以上
  7. ・大型船による安定供給

今日は後半、5番目からお話していきます。

5. ・30年以上続くカニのお祭り

毎年11月下旬か12月上旬に開催されるかすみカニ場まつり。

第31回かすみカニ場まつり
今シーズンで何と31回め!!

30年以上続いているカニのお祭りは日本で最も古いです。
(香住観光協会調べ)

第28回かすみカニ場まつりのポスター
以前のポスターには
「カニまつりでは最も古い歴史!!」
の文言も。

聞くところによると、この前にすでに柴山港でカニ祭りをしていた模様。
なので、香住としては31年よりも前からカニ祭りをしていました

5.・かに民宿が150軒以上

昭和の終わり頃、空前の民宿ブームがありました。

いわゆるスキーブーム、海水浴ブームです。

スキー場のある山のまちには驚くほどのペンションや民宿が。
海水浴場のある海のまちにも驚くほどのペンションや民宿ができました。

人口1万人のまちに100軒の宿、2万人のまちに200軒の宿、といった感じです。

海水浴全盛時、昭和後半の佐津海水浴場
海水浴全盛時の佐津海水浴場

かどやのある佐津集落も、全世帯数のうち半分の50軒以上の民宿ができました。

全国的に見た時、この民宿ブームは終わりました。
スキー場や海水浴場近くの民宿は軒並み廃業、半分以下になっている地域が多いです。

が、香住の場合、1万4千人の人口に対して150軒以上の宿泊施設が未だあります。
佐津集落でも104世帯中39軒の民宿があります。

全国的な宿泊施設の激減からするとほぼ微減程度。
これはかに宿としての要望が今もそのまま残っているからです。

150軒以上の宿泊施設。
しかも、そのほとんどが民宿。

カニ料理でのおもてなしの場が充実した状態が続いています。

7. ・大型船による安定供給

2代前の香住のポスター。

香住2010年のポスター
大型船をバックにゆるキャラ松葉くん&かすみちゃん

海況が悪くても良質のカニが安定供給できること。

「幻」ではダメなんです。
確実に食べられないと。

「本場」なのですから。

いかがだったでしょうか。

カニの本場香住。

なぜ、「本場」と自称しているのか。
自他ともに認める、と言っても良いだけの理由をご紹介できたと思います。

本場、とか元祖、と言われている場合。
その言葉の理由を追っかけてみると色々なことがわかりますね。

先日の小代の但馬牛の歴史と同様、香住のカニの歴史も素晴らしい話がたくさんあります。

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接電話できます。

タイトルとURLをコピーしました