１２月の年越しと３月の年度代わりの思いへの違い
おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！
年が代わるのと年度が代わるのは違いますよね。
12月31日から1月1日に変わる瞬間が年の代わるタイミング。
日本においては3月31日から4月1日に代わる瞬間が学校や就職の年度の代わるタイミング。
3月で松葉がにシーズンが終了、11月から3月のカニ繁忙期が終了となる富山県以西の日本海側の観光地にとって、3月31日が大晦日、4月1日がお正月といった、年度に連動した、年終わりと年始まりの感覚があります。
松葉ガニの漁期の終わりが年度の切り替わりを告げる
ちなみに、ズワイガニの漁期ですが、
新潟県以北・・・雌雄ともに10月1日に解禁。漁期は翌年5月31日まで。
富山県以西・・・雌ガニ（セコガニ）は11月6日～翌年1月10日まで。
雄ガニは11月6日～翌年3月20日まで。
となっています。山陰、兵庫県北部は富山県以西のエリアに属します。雌ガニ（セコガニ）は近年、自主規制で12月末までとしています。
最近では、セコガニの終了が「年＝12月」の終わり、雄ガニ（松葉ガニ）の終了が「年度＝3月」の終わりという感覚になってきています。
12月といえば大掃除ですが、私たちの地域、業種が1年で最も忙しいのが12月ですので、なかなか大掃除に時間を避ける時期とは言えず・・・。
3月の松葉がにシーズンが落ち着いたら。香住の場合は４、5月にはまだ紅ズワイガニ漁（香住ガニ）がありますので、明確に閑散期となるのは6月となります。ですので、この辺の地域はゴールデンウイークが終わってから7月の３連休の手前、梅雨時期は長期休館や改装工事に入るお宿さんが多かったりします。
1年の流れでいうと、世の中とは少しずれているかもしれません。
４、５月は香住ガニで、もう少しカニ料理が楽しめます
当地にとって、世の中にとっての年度終わりの３月は松葉ガニ食べ納め。世の中にとっての年度始まりの４月は香住ガニ残り2ヶ月となったカニ食べ納めとなる時期でもあります。
個人的にではありますが、１２月から１月に代わる瞬間よりも、３月から４月に代わる瞬間の方が、大きな変化を感じています。年越しよりも年度代わりの方が大きな変化を感じているというお話でした。
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