海釣りをする際の海況判断は自己責任。これからの季節、ご注意下さいね!!

大引の鼻展望台から釣人が崖を降りるためのロープがあります 海の話
大引の鼻展望台から釣人が崖を降りるためのロープがあります

海釣りをする際の海況判断は自己責任。これからの季節、ご注意下さいね!!

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

昨日実施したかえる島絵馬祈願が開催された今子浦海水浴場には大引の鼻展望台という日本海のダイナミックな景観の見られる素晴らしい景勝地があります。

大引の鼻、西側の風景

大引の鼻、西側の風景

大引の鼻、東側の風景

大引の鼻、東側の風景

今回残念ながら、こちらの展望台が釣り人の事故の多い場所として報道で取り上げられました。

深夜に50mの崖を下って魚釣り、相次ぐ死亡事故 有刺鉄線切る人も:朝日新聞デジタル
■県外の釣り人も集まる岩場 日本海に突き出した高さ50メートルの断崖。6月中旬の早朝、その突端に男性(68)が腰掛け、1人釣り糸を垂らしていた。 兵庫県北部の香美町にある「大引の鼻展望台」。水平線に沈…

過去10年で10人の死亡・行方不明者があり、そのうち8人が釣り人とのことです。実際、大引の鼻から崖を降りて釣りをされている方はよく見かけますし、波にさらわれて人が亡くなったという話も何度か耳にしたことはあります。

大引の鼻展望台から釣人が崖を降りるためのロープがあります

大引の鼻展望台から釣人が崖を降りるためのロープがあります

注意しなければならないのは突然の大波にさらわれることです。

海辺に住んでいて釣りをされる皆さんを見ていると、心配な点があります。それは

ライフジャケットを着用せずに釣りをされている方を見かけること

です。

乗船時はライフジャケットの着用が義務化されたので良いのですが、陸から釣りを行う場合は、法的な着用義務がなく、自己責任で判断することになります。でも、突然の大波や急激な海況変化を正確に読める人はなかなかいないのではないでしょうか。

マリンレジャーに携わる者として、釣りをされている方で心配なのが、

釣りは認定制度や安全講習がなく自由に行えるため、危険管理の知識がない人でも自由に行うことができてしまう

という怖さがあります。個人的には海釣りの場合、ライフジャケットの着用は船陸関係なく義務化すべきではないかと思っています。

事故が多いと今後、ロープ常設の是非もでてきそうです

事故が多いと今後、ロープ常設の是非もでてきそうです

地域にとって自慢の景勝地が事故の多いスポットになるのは気分の良くはありません。

大引の鼻展望台

本来の存在価値は大引の鼻「展望台」です!

夏から秋にかけては急なお天気や海況の変化もありますので、くれぐれもご注意の上、釣りを楽しんで下さい。

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