夏休み旅行の計画前に知っておきたい台風と日本海の関係
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
ちょっとびっくりしたこと。台風1号が登場。それが日本列島近くにまで接近。
台風1号の発生としては例年よりも遅い方なのですが、この時期の台風が日本列島に近づくのは珍しいように感じます。
そんな台風。日本は夏から秋にかけて近づくことが増え、大雨や強風による被害が出ることもあります。日本海においてはどんな感じなのか。当地域、日本海において台風が接近した時に注意したいルートや旅行計画に与える影響についてお話しします。
日本海側は台風の影響を受けにくい
まず、原則的なことですが、太平洋側に比べて日本海側は台風の影響を受けにくいです。
特に夏休み、台風により旅行を中止するといったことがあるとすれば、太平洋側への海旅行を企画されている場合が多いです。当館でもよくあることですが、夏休みに和歌山や四国方面へ旅行を計画されていた方が、台風接近に伴い急遽日本海側の旅行に変更されるお問い合わせをいただくことがあります。
夏場に日本列島を直撃する台風は日本海側への影響が少ない
といった傾向があります(勿論、例外もあります)。特に台風の進路は台風が西側を通過した時は荒れやすく、東側を通過した時は影響が少なくなります。
兵庫県北部を直撃、もしくは西側を通過するか。大きく離れて東側を通過するか。日本列島を直撃する台風の場合は、その点をよく見ておいていただきたいのですが、夏場の台風は海に沿って台風が移動することが多く、太平洋側を四国、和歌山、愛知、静岡と海沿いを通り、日本海への影響が少ないです。
上記のルートですと、今回は日本海側に与える影響は少ないです。日本列島が盾になってくれているパターンです。
日本海側が台風の影響を受ける2つのケース
日本海側が台風の影響を受けるケースとしては2パターンあります。まず、一つはお盆から8月下旬にかけて台風が日本海を横断するケース。
台風は海水をエネルギーにして進みます。特に夏場の台風は大陸には上陸せず、海沿いを通過することが多いのですが、太平洋側ではなく九州の西側を通過後、日本海に入ってくるケースがあります。この場合、日本海側の海はアウトになります。海水浴はできませんし、当地域の場合活イカも獲れなくなります。
そしてもう一つは、秋にやってくる日本列島を縦断するような大型台風のケース。平成16年10月に豊岡水害を起こした台風23号のようなケースです。
概ね日本列島に接近する台風は
・太平洋側をなぞる
・日本列島を縦断する
・日本海を通過する
3つのパターンがありますので、台風が発生した時はどのルートの可能性があるかを早めにチェックしておくことがおすすめです。
例外や迷走する台風もありますが、ざっくりな基本知識として持っておいていただいても良いかと思います。夏休みの旅行計画を立てるにあたって参考にしていただけたら幸いです。
個人的には8月の場合上旬ならば日本海側、下旬ならば太平洋側が計画を立てるにあたってお勧めかな、と思います。
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