雪道運転が大変になるのは浜雪ではなく山雪、これからの季節です

雪道運転が大変になるのは浜雪ではなく山雪、これからの季節です

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

昨日、一昨日と今年最初の寒波、雪予報がでました。

１月７日夕方ごろから雨が霰に

１月８日朝、結局降雪も少なく積もるほどの雪ではありませんでした

今回、大雪を期待していたスキー場にとっては残念な積雪量です。海沿いや市街地は交通機関に影響が出ず、ホッとしたところです。

さて、中国山地がある関係から、日本海側、特に山陰地方の大雪は、海沿いに降るケース、山沿いに降るケース、そのどちらにも降るケースと大別されます。

１２月、クリスマス前に降った雪は朝来、養父、豊岡ではほとんど雪は降らず、城崎、竹野、香住、浜坂の海沿いにだけ雪を降らせました。まさに浜雪（海雪）でした。

１、２月は比較的山雪（里雪とも言うこともあり）のケースが多いです。１、２月に多い北風を伴う寒波が来た時は山雪、大寒波となった時は海も山も大雪となります。

今回の雪は、海沿いではほとんど降りませんでしたので、強いて言えば山雪でした。

そもそも、カニ旅行にいらっしゃるお客様にとって、山雪と浜雪、どちらの方が困るでしょうか。

観光地、カニ旅行先である城崎、香住、浜坂が大雪となった方が困る、と思われがちですが、実は海雪が降っても、自動車道のある豊岡まで（今ですと但馬空港ICまで）はスムーズに来られますので、雪道運転に遭遇するのは目的地近辺のみとなります。

当館へお越しの場合、先月のクリスマス前に降った浜雪は、当館佐津地区より９km南下した土生トンネルからしか積雪はほとんどありませんでした。そのため、お客様も、雪道警戒は一瞬だったとのことです。

逆に山雪、里雪が降った場合。北近畿豊岡自動車道は冬用タイヤ規制となります。実際に積雪、降雪の中移動する可能性が高くなります。

冬用タイヤ、またはチェーンが必須レベルの雪道

兵庫県北部へお越しの場合、豊岡までの自動車道が最も交通量が多いです。交通量の多い場所での大雪ほど、事故も起こりやすく、渋滞が発生しやすくなります。厄介なのは山雪の方なんです。

また、JRが全面運休となりやすいのも城崎温泉福知山間に大雪が降った時です。城崎温泉駅よりも西側が運休となりやすいのは、海沿いだけ雪が降った場合ではなく、福知山城崎温泉間の運行を最優先させるために、城崎温泉以西が先に運休となる傾向があるように感じています。これは、移動者人数の問題、電化されていない無人駅エリアの問題なども加味されているため、仕方ない面もあります。